いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は犬飼ターボさんの『オレンジレッスン』についてお話していきたいなと思います。この犬飼ターボさんの『オレンジレッスン』とは出合って早2000日、6年くらいが経つでしょうか。僕がこの本に出合ったのは2010年〜2011年くらいだったように思います。
初版出版は2006年ということで、10年以上前に書かれた本なのですが、今でもその内容は色褪せることなく大変に学びの多い本です。
Contents
『CHANCE(チャンス)』の後で読んだ『オレンジレッスン』
僕自身、こういったジャンルの本の中で初めて出合った本は『ユダヤ人大富豪の教え』で、そののちに犬飼ターボさんの本を知ることになりました。
犬飼ターボさんの本の中では、『CHANCE(チャンス)』を1番最初に知って読んだ記憶があります。そのほかにも、『星の商人』や『TREASURE(トレジャー)』なども読んできました。
いずれの本にも共通しているのは、お金や地位や名誉といった「THE成功」のみならず、目に見えない精神的な成功(ターボさんの言葉で言えば「成幸」)も大切にしながら書かれていることです。
このあたりは、『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さんの著作にも共通するところです。
精神的充足も大切に意識しながら人生を歩んでいきたいと思ったときに、このお二人の著書はとても有意義だと思います。
男性性と女性性の理解を進められる本
一貫して「成功と成幸」の両方を大切に語る犬飼ターボさんですが、この本は中でも「男性性と女性性」というところに着目して本の大きなテーマの1つとして書かれています。
本の中では「マーズ(男性エネルギー)」と「ヴィーナス(女性エネルギー)」として書かれていますが、この2つの視点を得ることは、今後の生活における視野を広げてくれて、その広がった視野によって精神的な安定感や充足感をもたらしてくれると思います。
男性性は「考えること」や「作り出すこと」、「与えること」といったようなことであり、女性性は「感じること」や「受け取ること」などを指していて、これらの力の磨き方、バランスの取り方などがこの本の中で話されています。
この本に接することは自分の中の「男性性部分」と「女性性部分」について考えるきっかけ、感じるきっかけになると思います。
また、「考える力」や「作り出す力」が今後伸びる始点となったり、「感じる力」や「受け取る力」が伸びる始点となると思います。
成功や目標の矢印を伸ばし続けるのも楽しい、矢印を溶かすのも楽しい
男性性エネルギーを高めて行くということは、たとえば「未来」に対して「目標」を掲げて行くことだったり、目標という矢印をどんどん「大きく高く鋭く」していくことです。より高みを目指すという感じですね。
もちろん、それも楽しいことの1つですが、「矢印を溶かす」ことも楽しめるようになると、それはそれでゆとりと楽しみがドンと増えます。
もちろん、このあたりは人それぞれな部分はあると思います。ひたすらにキュッと締めて緊張感を持って高みをどんどん目指していくその緊張感やスリルに1番の充実感を感じる人もいれば、それを時に味わいながらも、ゆとりやゆったりした安らぎを大事にしていきたい人もいるでしょう。
僕の場合は、自分で仕事をするということを考え始めた最初の段階から本田健さんの本や犬飼ターボさんの本が身近にあったのと、そういったあり方、生き方にとても共感と憧れを持ったので、比較的最初の頃から、成功と成幸のバランスに意識を向けるあり方だったように思います。
外側の成功と内側の成幸を両方大事にしたいなという思いがあるときには、この『オレンジレッスン』はおすすめです。
最後までご覧くださってありがとうございました。よろしければ、以下の関連記事も合わせてお楽しみください。