自己肯定感を確実に高める方法〜大人でも大丈夫、9900通のメールからわかったこと〜

ご覧いただき、ありがとうございます。

「自己肯定感」という言葉は聞いたことがありますか?

この自己肯定感というのは、自分自身の価値や存在意義を
自ら認められる(肯定できる)感情、感覚のことです。

昨今、世界で話題になっている「幸福度指数」や
「幸福度ランキング」というものがありますよね。

それだけ、「幸福度」というものに対しての注目が世界的にも集まり始めていますが、この「幸福度」が高くなる鍵としてとても重要なのが、この「自己肯定感」なのです。

自分の才能やライフワークを見出したり、それを形にするための話をするメールマガジンを数年に渡って執筆しているのですが、そのメルマガの読者さんからいただくお悩みの1つでも多かったのが、この「自己肯定感の高め方」でした。

もともと、僕自身も2浪受験失敗というところからスタートしているので、自己肯定感は非常に低いところからスタートしています。(過去記事:『2浪Fランから月7桁の自由な個人起業家になった話』)

ですが、その後、徐々に自己肯定感を高めることで、自分のスモールビジネスを立ち上げることができ、時間やお金やこころのゆとりを実現することができました。

自己肯定感の低かった当時からは考えられないことと思います。

そういった経験に基づき、メルマガを執筆しているのですが、その中でたくさんの方々からご質問をいただき、時には継続的にコーチングさせていただくなど、自己肯定感を高めることに携わってきました。

実際に、読者さんとのメールのやり取りは9900通を超えます。

その9900通のやり取りの中で確かに掴んできた、大人になってからでも十二分に間に合う「自己肯定感の高め方」をお話ししていきたいと思います。

「自己肯定感があれば、なんでもできる!」

猪木さんではないですが(笑)、本当にそう思います。

それは僕自身の経験からも、僕の読者さんの経験からも言えます。

僕の読者さんでも、自己肯定感を高めることで、個人起業を果たして月7桁稼げるようになった人や、本の出版が決まった人、洋菓子の世界的なウェブサイトで世界TOP10入りなど、様々な結果を出している人がいます。

最初はなかなかむずかしく感じることもあるかもしれませんが、少しずつマスターできれば、1年も経つ頃には、チロルチョコくらいの高さだった自己肯定感が、東京のタワーマンションくらいになります。笑

変な例えはさておき(笑)、「自己肯定感の高め方」の中身に入っていきましょう!

Contents

ポイント1:才能やあなたの凄いところは、あなたの「あたりまえ」の中にある

僕がたくさんの方々とこれまでお話ししてきて感じることですが、多くの場合、自分のすごいところに対して、盲目になっています。

そして、人のすごいところだけがやたら目に入るので、『自分はダメだな……』と思ってしまうという負のループに入ってしまいます。

でも、ここには多くの人が気づいていない、トリックがあります。
『自分には何もない』と思ってしまうトリックがあるのです。

 

本物のすごい部分こそ、当人にはあたりまえに感じる

それは、「本物のすごい部分=自分にとっては普通の部分」ということなのです。

なぜか?

すごいというのはどういうことかというと、たとえば人が上手にできないことが上手にできたりすることだったりします。

ただ、そのとき、当の本人にとっては別に上手だともなんとも思っておらず、あくまで「ふつう」なのです。

これはちょっと説明が難しいのですが、みんなが上手にできないことが「自覚できないほどに」「あたりまえのようにできる」ことが本当にすごいことなのです。

たとえば、僕の友人に漫画本を2000冊読んできた人がいます。

人によっては「娯楽でしょ、すごくないでしょ」という人もいるかもしれませんが、僕は普通にすごいことだと思うんですね。

普通のビジネス書なりその他の文字の本だけでなく、漫画からも人間の感情の機微を学べたり、哲学的思考が磨かれたりすることがあるのです。

で、話を戻しますが、この2000冊の友人に僕が「え!すごいね!」というと、その彼は「いやいや、全然大したことないよ」と言うのです。

どうしてそう思うのか話を聞いてみると、「自分よりもっとたくさん読んでる人なんて沢山いる」というのです。

でも、僕からすると、その人より沢山読んでいる人がこの広い世界にいようが、僕の世界の中では間違いなくその人こそが「沢山読んでるすごい人」なわけです。

でも、自分の得意分野といいますか、時間を割いて極まっている分野であればあるほど、その世界に詳しくもなるので、自分よりもずっとすごい人たちばかりが目に入ってしまい、結果、「自分は大したことない」と思ってしまうんですね。

でも、そうやって「大したことない」と思えることは本当におそろしいことなんです。笑

なぜなら、例えば今回の例で言えば、ただでさえ、「2000冊スゲー」って僕がなっているのにもかかわらず、本人にとっては「あたりまえ」とか「ふつう」となっているのですから、「僕のすごい」が「彼のあたりまえ」ってことなわけです。

僕が「すごい!」って言って、「すごいでしょ!」となるよりも、「すごい!」→「いや、ふつう」となることっていうのは、「このレベルが普通とか超人かよ!」ってなるわけです。笑

ちょっと説明が難しいのですが、自分があたりまえのようにできていることの中には、「人にとってはあたりまえにできない」というものが多々あるのです。

そして、人ができない部分をあたりまえのようにできてしまうというのは、本当に恐ろしいことなのです。

しかし、「あたりまえ」にできてしまうが故に、「そこがすごいところ」「そこが才能の1つ」と気づけないわけなのです。

なので、まずは、自分は当たり前だと思っているのに、人にすごいと言われる部分、言われた部分などを、紙に書き出して、書き残して行ってください。

ポイント2:見つかるまでに時差があっていい

ポイント1で、すごいところこそ、本人にとっては「あたりまえ」すぎる部分(=あたりまえレベルでできてしまうからこそ尚更すごい部分である)なので、それを発見して、ノートに書き出していきましょうとお話ししました。

もちろん、「よし、見つけよう!」と思って、ノートを開いた瞬間に何かひらめくという人もいれば、なかなか閃かない、見当たらない、と感じる人もいると思います。

しかし、それは問題ありません。

この話はいつかどこかでできたらと思いますが、一度「これ探そう!」と脳にインプットされると、無意識のうちに日常生活の中でアンテナが張り巡らされ、それに関する情報をキャッチしてくれたり、過去の記憶から引き出してくれるようになります。

ですので、見つけようと思ったその瞬間、その日のうちに見つからなかったとしても、なんの問題もありません。

まず何より、「インプット」することが大事なので、「あたりまえの中にあるのか」とインプットさえできればOKです。

自分の脳が無意識に探し始め、あるとき「閃き」という形だったり、「偶然」という形で目の前に現れてくれます

ポイント3:「足りない足りない」思考→「あ、あった!」思考への転換

そうやって、自分に目を向けてみると、少しずつ「自分はこれができると言えるのかも」というものがじわじわと見え始めてきます。

そして、ぜひ、それと合わせて、「これもできると言えるかも」「こんなものも自分にはあった」という「こころの貯金」を少しずつするようにしてみてください。

向上心が高い人であれば高い人であるほど、「まだまだ!」とか「こんなんじゃダメだ!」とか「足りない足りない!」というところに心が自然と向かって、「自分は大したことない」という方向に無意識に自分の心の重心を引っ張って行ってしまいます。

もちろん、その心の無意識の習性はわるいものであるというわけではありません。

そういった強い向上心ゆえに、努力を続けられたり、登り続けられたりしますので。

ただ、無意識のうちにそうなる心の癖がある場合には、それを認識した上で、たまに逆方向に心を持ってくる(「まだまだ!思考」→「あ、あった!思考」へ一時的に移す)ことで、自己肯定感という心のエネルギーを得て、結果的に、推進力を増して先に進めるようになります。

どんなにくだらないことでも大丈夫。

どんなにくだらなく感じることでも大丈夫です。

「あ、こんなのがあった!」「こんなことができた!」「こんなことを成し遂げられてた!」

ということに気づいていって、「貯金」していってください。

どんなにくだらないと感じることでも大丈夫というより、むしろ、どこまでくだらないと感じることを「自分、やるな!」と言えるか、ということかもしれません。

『自分を甘やかしてしまうんじゃないか』

『自分を甘やかしてしまうんじゃないか』
と心配になることもあるかもしれませんが、本当に自分の心を自分で甘やかす人は、そもそも「自分に甘くしたらまずい」とか思いません。

自分で自分に厳しいから、そうやって無意識に自分を律しようとする心が自然に生まれるのです。

そんな人は、『甘やかしてしまうんじゃないか』と不安になるくらいのことをしてみるくらいでちょうどいいのです。

そうすることによって、自己肯定感は少しずつ高まっていきます。

そして、結果的に、より意欲的にいろいろな物事に励むことができるようになっていくのです。

さらに、加えて、「しょうもない」ことすらも「自分で賞賛」してあげることができるようになると、「人」に対しても「ここがすごい」と見つけて伝えてあげられる人になることができます。

結局、「人のいいところを見つけましょう」というのも大事なのですが、まず何よりも、どんな些細なものであっても、「自分のいいところを見つけて」あげる力がつくことで、結果的に人のいいところにもさらに気づけるようになっていきます。

ポイント4:自己肯定感を守ることを大切にする

これは落とし穴なのですが、「自己肯定感を高めよう!」としたとき、自分に何かもっと身に付けようとしたり、努力して新しい何かを得ることで、自己肯定感を高めようと無意識にしてしまいます。

でもそうすると、たとえば新しい目標を立てて、それに向かってがんばり始めて、だけどなかなか上手くいかなくて、『結局自分はダメなのかもしれない…』という負のループに入ってしまうことがあるのです。

自己肯定感を高めることは正直、へたくそでも大丈夫です。

ですが、自己肯定感を崩す(下げる)天才だと、いくら目標を立てて、頑張って結果を出しても、小さなミスだったりで自己肯定感を下げてしまって、なかなか積み上がらないのです。

なので、「自己肯定感を高める」ために1番大事なベースとなるのは、実は、「下げない努力」をする、「自己肯定感を守る努力をする」ということだったりするのです。

もし、自分で自分の心を守れる力が高ければ、自己肯定感を高めたり積み上げたりすることがへたくそであっても、積み上がるのは遅くても、スローペースでも、着実に積み上がっていくのです。着実に、自己肯定感は高めていけるのです。

では、「守る」とはどうしたらいいのか?

自己肯定感を守る力を高める秘訣は「ゆるませ上手」になることです。

自己肯定感が低い人ほど、自分へのダメ出しが多かったり、ダメ出しの威力破壊力が凄まじかったり、自分の心を締め付ける力が異常に強かったりします。

そこで、ポイントになるのが、「いかにゆるめるか?」なのです。

小さなところから始められればOK。

これは、小さなところから始められれば大丈夫です。

例えば、自販機にジュースを買いに行って「どうしてもこの2本両方飲みたい!1本に絞れない!」
というときに、「よし、贅沢に2本買ってしまえ!」と思って実行するということです。笑

くだらないことだと思いませんか?笑

でも、これでいいんです。
こういうちょっとしたところから、「自分のタブー」を解放していければ、心が少し緩まり、自分の心に余白やゆとりができるようになります。

そういう「小さなゆるませ上手」になっていくと、そのうち、大きなことでも自分をゆるませられるようになったり、自分をゆるせるようになったり、自分の自己肯定感の守り上手になっていくのです。

ということで、すでに結構なボリュームとなりましたので、今回はここまでにしたいと思います。

 

今回あげたポイントも、全部やろうとしなくてOKです。

どれか1つだけでも、頭の中に入れられればそれでOKです。

ということで、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

何か少しでもお役に立ちましたら、嬉しいです。

 

〜自己肯定感シリーズ〜

『自己肯定感の低い状態から脱却していく方法』
『自己肯定感を高めると引き寄せ上手にもなる』
『自尊心、自己肯定感を高める方法〜めっちゃかんたん具体例〜』

自己肯定感どん底からの僕のストーリーも、
よろしければ、ぜひお読みください。

>>『2浪Fランから月7桁の自由な個人起業家になった話』

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