ご覧いただきありがとうございます。
初めて自己啓発本に出会ったのは、20歳の時。
そこから、10ヶ月後には音楽出版関連事業で初起業を果たし、その後、コーチング業にシフトし、現在は全国各地から相談者さんがお越し下さるようになり、月7桁、1日の平均自由時間23時間、2週連続FMラジオにメインゲストとして出演、というところに到達しました。
「自己啓発」というものについては、世の中で賛否両論あると思いますし、あなたも耳にしたことがあるかもしれませんが、自分のスタイルで上手に取り入れられたらそれでいいんじゃないかな、と思います。
自己啓発本というものに初めて出会った20歳のとき、その最初の1年でまず150冊くらい読みました。その後、自己啓発系、心理系、ビジネス書など合わせて、20〜27歳で800冊〜1000冊くらいは読んできたかなと思います。
少なくて月5冊、平均10冊前後、多い月30冊くらいなので、年間で大体100〜200冊くらいで、トータルでさっきの数字くらい、という感じです。ここ最近は小説も読むようになりました。
僕自身、20歳までほとんど本自体まともに読まなかったというか、興味持てなくて、そんなに読めなかったタイプの人間なので、今もしあなたが『本はあんまり得意じゃないけど、読めるようになりたいな』と思っていたとしたら、慣れてくるにつれ、ちゃんといい感じで読めるようになっていくと思いますので、ご安心ください。
そもそも自己啓発本とは?
そもそも自己啓発本とは何か、ってところなのですが、文字どおり、自己を啓発する本、ということですね。
ただこれでもわかりにくいので、Wikipediaを見てみましょう。
そうすると、
自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。
(出典:Wikipedia 「自己啓発」)
と出てきます。
つまり、たとえば自分自身に対して「知」などを与え、自分を磨き、自分を高めることを自己啓発といい、それを助けてくれる本を「自己啓発本」というのでしょう。
なので、実は、「自己啓発本」と言っても、相当の幅広い範囲があると言えるわけです。
僕自身が読んできたものも、一口に「自己啓発本」と言っても、お金に関することだったり、仕事に関することだったり、人間関係に関することだったり、様々で、なかなか一括りで話をするのは難しかったりします。
幸せに成功するためにおすすめの自己啓発本3冊
僕自身は受験失敗というのがきっかけで、「人生を何とか変えたい!」ということで、出会った(教えてもらった)のが自己啓発本で、「そこそこ成功したい!」(そこそこ笑)ということから始まっているので、その視点から本を紹介していきたいと思います。
『ユダヤ人大富豪の教え』本田健
言わずと知れたベストセラーです。先日100万部を突破して、ミリオンセラーとなったようです。
僕自身が初めて出会った自己啓発本2冊のうちの1冊です。
この本は何度も読みました。
この本の中心となっているのは、「大好きなことをやって、自由で幸せな小金持ちになろう!」というコンセプトです。
僕自身、今でこそこうして自分の好きなことを仕事することができましたが、この本を知るまで、「自分の好きなことを仕事にして、成功する」なんてことはあんまり考えたことがありませんでした。
「好きなことを仕事にして成功している人」というと、わかりやすい「プロ野球選手」だったり「パイロット」だったり、「俳優」だったり、そういった職業の方々のイメージしかありませんでした。
それが、この本を読むことによって、もっと幅広く、自分の「好き」や「得意」を仕事にして成功するという生き方があるんだな、ということを知りました。
あとは、僕にとって衝撃的だったのは、「仕組み」を作れば、労働時間をコントロールして、自由に過ごせる時間を増やすことができる、という話でした。
当時の僕にとって、「1日8時間以上」働くというのは当たり前だと思っていましたので、自分で何らかの仕組みを作って、自由時間に溢れた自由なライフスタイルなんていうのは想像もしていませんでした。
ですので、僕にとっては衝撃的で、実際に今のライフスタイルを築く大元になった本と言えると思います。
また、この本ではそういった「生き方」、「ライフスタイル」があると知れるだけではなく、そのために必要な考え方(お金や仕事や人間関係などについて)もコンパクトに過不足なくまとめられています。
その点も、非常に良かったです。
最初って、知識を得ようとしても、それぞれの知識がバラバラになってしまって、なかなか全体像を掴めなかったり、知識を自分の中で体系化するということが難しいのですが、この本では、過不足なく体系的にエッセンスがまとめられているので、『とりあえずこの本1冊読めば、自由人になるための考え方の全体が掴める』と思います。
小説仕立てで読みやすい、というのも大きいですね。
まだまだこの『ユダヤ人大富豪の教え』については書きたいことがあるのですが(笑)、それはまたの機会に譲ろうと思います。
今は文庫でも出てて、新品でも700円くらいで読めますので、よかったら読んでみてください。
『引き寄せの法則』マイケル・J・ロオジエ(石井裕之監修)
続いては、『引き寄せの法則』です。
このブログタイトルにも出てきていますね、「引き寄せ」という言葉。
これは、『ユダヤ人大富豪の教え』と一緒にとある人に教えてもらった本です。
(この2冊を教えてくれた現IT社長との出会いの記事はこちら『2浪Fランから月7桁の自由な個人起業家になれた話』)
『ユダヤ人大富豪の教え』が非常に現実的に説明的に書かれているとしたら、こちらは非常に宇宙的といいますか、不思議な神秘的なオーラを帯びた本になります。
初めてこの本を読んだときには、イマイチよくわからず、信じられず、という感じでした。笑
もちろん、『ユダヤ人大富豪の教え』の中にも、不思議なスピリチュアルな話は出てきますし、現に「引き寄せの法則」については、『ユダヤ人大富豪の教え』の中にも出てきます。
その『ユダヤ人大富豪の教え』の中にも出てくる「引き寄せの法則」にフォーカスして、具体的に考え方から手法まで書かれているのがこの『引き寄せの法則』という本、という感じです。
ただ、引き寄せ関連の本というのは本当に数多あります。
この他にも無数にありますので、その中から自分に合う1冊を見つけてみる、というのもいいと思います。
この本は、「波動」という言葉など、スピリチュアルな部分の話も出てきますが、比較的「手法」についても触れられていますし、図やワークシート(のような形式の説明)も中にありますので、具体的に手を動かしての実践はしやすいかなと思います。
『チャンス』犬飼ターボ
それでは、3冊目です。
もう本当に、他にもたくさんいい本はあって、選ぶのが難しいのですが、この本を3つ目に挙げました。
この本も『ユダヤ人大富豪の教え』のように小説仕立てのため、とても読みやすく、サラサラと楽しく読むことができます。
まず、『ユダヤ人大富豪の教え』とどんな風に違うかという話をしたいと思います。
はじめに、ユダヤ人大富豪の教えは「ゲラーさんという大富豪」が「大学生のケン」に「幸せな成功者」になるためのイロハを「ゲラーさんの大豪邸で教える」という感じです。
一方の『チャンス』は、メンターの成功者が出てきて、そのメンターに教えを乞う青年という部分は似ているのですが、この主人公は実際にすでに「中古車販売」を自営業でしていて、それが上手く行かず、アドバイスを求めていく、実際にビジネスの現場で教えていくという感じになっています。
ですので、どちらの本でも「人生で幸せに成功する」ための考え方が話されていますが、『ユダヤ人大富豪の教え』の方がより抽象度が高くまとめられていて、かつ、「本当のはじめのはじめ」(=そもそも幸せな成功って何?)というところから中心に書かれている感じです。
一方の『チャンス』は主人公がすでに起業しているので、「自分のビジネス」を起こすという具体的な行動(特にビジネス面)に即したアドバイスや考え方が豊富に書かれているという印象があります。
ですので、『ユダヤ人大富豪の教え』を読んで、「幸せに成功する(幸せな小金持ち、自由人)」という概念と、そのために必要な考え方の全体像を学び、『チャンス』を読んで、具体的に幸せに成功するための「ビジネス」部分についてより理解を深めていく、という流れはとてもいいと思います。
そして、そうした「ロジカル」で非常に「現実」寄りの「目に見えるわかりやすい世界」という角度からだけではなく、『引き寄せの法則』というような「目には見えない世界」のことも片隅に入れておけると、バランス良くスムーズに行きやすくなるかな、と思います。
ということで、今回は3冊の自己啓発本をおすすめしました。
この他にも様々な本がありますが、また機会がありましたら、それらの本のレビューと僕なりの用途についてもまとめられたらいいかなと思います。
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければ、合わせてこちらもご覧ください。
僕自身の大学受験失敗からのストーリーです。
『2浪Fランから月7桁の自由な個人起業家になれた話』