自分を認めるための3つの方法〜ありのままの自分を認められるようになる〜

ご覧いただきありがとうございます。

前回、「自分を認めるための魔法の大前提」ということで、お話ししました。
(前回記事『自分を認めるための魔法の大前提』)

その中で、「2つの前提」と、「認める1歩手前」の話をしました。

今回は、前回のベースの話の先の「自分を認める方法」についてお話ししていきたいと思います。

3つお話したいと思いますが、そのうちのいずれか1つでも、お持ち帰りいただけたらいいかなと思います。

Contents

半生を振り返る

1枚の紙の上で半生を振り返ってみる

まず、1枚の紙を用意します。

そして、自分が生まれてから今日に至るまでの出来事を書いてみます。

もちろん、もしかしたら思い出したくないことや書き出したくないことも、あるかもしれません。

それらは、無理に思い出したり、無理に書き出したりしなくても大丈夫です。

今、現時点で振り返れることを書き出してみましょう。

 

がんばったかも、と思えることを詳しく書いてみる

そうして、書き出してみたら、その中で『これはがんばったのかもなぁ』と思えることをピックアップして、そのときの自分のがんばりを詳細に書いてみてください。

このとき、もしかしたら「人と比べてしまう」ということが無意識のうちに出てくるかもしれません。

たとえば、『これは確かにがんばった気もするけど、周りの人に比べたらがんばったとは言えないかもしれないな…』と言ったように、無意識のうちにそういった思いが浮かんだり、出てきてしまうこともあるかもしれません。

 

他人と比べてしまってもOK、その上で勇気を持って書いてみよう

もちろん、そのときに、『ああ、すぐ比べてしまってだめだなぁ』とかではありません。

そんな自分が出てきてしまったとしても、前回の記事でお話しした通りに「受け止めて」あげましょう。

そうして、『あの人に比べたら別にすごくないし』という思いが仮に出てきたとしても、「自分基準で」がんばったと思えること、感じたことは「がんばったこと」として書き出してあげましょう。

 

もしなかなか見つからないときには感情をヒントに。

もし、あんまりがんばったと思えることが出て来ないな、とか、全然見当たらないな、と思うときには、「これつらかったかも」と思うことを少し、書いてみましょう。(もちろん、書けたら、でOKです)

これは、号泣してしまうほどに面接恐怖症だった就活生のコーチングをかつてしたときに(その後、政府系の某N銀行に内定するまでになりました)話したことでもあるのですが、その彼女は、エントリーシートを書くとき、自分のがんばったところがわからない、人に胸張って言えるがんばったことがわからないと言っていました。

そのときに伝えたのが「これまでに、苦しかったな、つらかったな、と思ったときはある?」ということでした。

人が「苦しいな、つらいな」って思うときというのは、その人自身は無意識で気づけていなかったりするのですが、すごく「がんばれている」ときなんですね。

だから、苦しかったな、つらかったな、って思っていたことというのは、その当時自分なりにでも、すごくがんばれていたことなのです。

なので、もし、がんばったところとか見当たらないなぁと思ったときには、こういった感情をヒントにしてみてください。

 

小さな小さな1つを褒める

紙に半生を書き出してみる、というちょっとスケールの大きな話をしましたが、次は、日常的にできる方法についてお話しします。

それが、日頃の生活の中での「小さな小さな1つを褒める」ということです。

気付かないうちに「褒めていい基準」がどんどん高くなっていることがある

前や未来を向いてがんばろうという意識が強かったり、向上心が強くある場合には、自分の目標や自分に無意識のうちに課すノルマが知らぬ間に大きくなっていってしまっていることがあります。

もちろん、その自然な向上心ゆえに、どんどん自分を高めていけたりもするのですが、ふとしたときに前のめりになりすぎていたり、自分にかけるプレッシャーが必要以上に強くなりすぎてしまっていることもあるのですね。

そうして、「褒める基準」が高くなりすぎてしまっていることがあります。

わざわざ小さなことを褒める

なので、定期的に「わざわざ小さなことを褒める」ということをすると、その無意識のうちに高くなりすぎた「褒めるための基準値」を下げることができます。

小さな小さな1つというのは、本当に「だれでもできるでしょ」レベルのことから、褒めてください。笑

バカらしくなってしまうくらいのレベルから褒めてください。

こんなことを褒めてるなんてアホだな自分、と自分を笑えてしまうくらいのことを褒める、というくらいでちょうどいいです。笑

こんなことだれでもできるだろ、大したことじゃないだろ、とバカらしく思ってしまうことをバカにしないで褒めることができる理由があるとしたらなんだろう、と探してみてください。

 

10回中1回、2回からでいい

そして、これがまたポイントなのですが、「小さなことを褒めよう!」と決めたとしても、「やろう!」と思ったうちの10回中1回、2回でもできればOK、と思ってください。

やろうと思ってもなかなかできないことってあると思います。でも、そのときに、「やろうと思ったのにできなかったから意味がない」ではないんですね。

もちろん、実際の「行動」というのも大事だと思いますし、「行動しなければ意味がない」というのもあるかもしれません。

でも、僕は必要以上に自分を責めなくても大丈夫だと思っています。

「やろうと思った」「やりたいと思った」ということが10回とか、10個あったとして、それが全部「行動」できて、「形」にならなければ意味がないのではなくて、「やろうと思った」うちの、1回や2回、1個や2個ができればいいのです。

むしろ、自分を必要以上に責めすぎてしまうことによって、自分のこころのエネルギーを削ってしまって、どんどん身動き取れなくなることの方が大変なことではないでしょうか?

それなら、僕はその「形になっていない思い」も尊重してあげていいと思うのです。

ここに関してはまた別途お話ししたいと思います。
「行動には2つある、目に見えない行動と目に見える行動」(現在執筆中)

 

「ありのまま」が認められなくても大丈夫、「準ありのまま」を褒める

今、よく言われることの1つに、「ありのままの自分」を認める、という話があると思います。

たしかに、「ありのままの自分」「そのままの自分」を認められたら、それほどいいことはないように思います。そして、実際にトライしてみたいと思うこともあると思います。

でも、「そのまんま認める」といきなり言っても、なかなか難しいということもあると思います。

このときに有効な方法の1つが、「準ありのまま」(笑)を認める、ということです。

これはどんなことでもそうなのですが、「0か100か」で考えてしまうと、なかなか難しいことってあるんですね。

ピアノを弾けるようになる話

例えば、ピアノを弾けるようになろう!と思ったとしても、ピアノを弾いたことが全くなく、どこが「ド」なのかもわからない状態だった場合、いきなり「この曲にトライしよう!」と思って楽譜を手にしても挫折してしまったりしますよね。

そんなときに、簡単な教本を手にしてみたり、まずは「ド」の位置を知ったり、そういった小さな「できること」からはじめて、「できた!」という小さな喜びや実感を積み重ねることで、気づいたら弾きたかった曲の「イントロ部分が弾けた!」となったりしますよね。

そして、気づいたときには、1番が丸々弾けるようになっていたり。

 

「準ありのまま」を褒めるところからでOK

これっていうのは、「自分を認める」というときや「ありのままを認める」というときも同じなんですね。

「ありのままを(いきなり)認める」のは、もしかしたら難しいかもしれません。

そんなときには、「準ありのまま」を認めることから始めてみてください。

「ありのまま」というのは、本当にそのまんまの自分ですが、「準ありのまま」というのは、「ほんの少し何かがんばったこと」を認める、ということです。

「何にもしなくてもそのままを認める」というのが難しいときに、「小さな何か1つをして、認める」ということをする、ということですね。

 

「3分のストレッチ」でもいい

例えば、「どんな自分でもOKというのはいきなりはむずかしいな!」と思ったら、「そうだ、ストレッチしたいと思ってた、よし、3分だけストレッチやろう!それやったら褒めよう!」ということで、例えばストレッチやってみて、「よし、ストレッチできたぞ!1つ達成!」という風に褒めてみる、ということですね。

 

「小さな条件付き」から始めて、条件を最小化、「無」化していければいい

条件付きで自分を認めるのではなく、無条件で自分を認めよう、とか、無条件で自分を愛そう、とかありますが、それがなかなか難しいなと感じるときには、あえてこのように「小さな条件」をつけて「褒める」ということを繰り返しながら、「条件をどんどん小さくして」、「『無』条件に近づけていく」というように試してみてください。

そうすると、どんどん「小さな条件でも褒められる」、「ほとんど無条件で褒められる、認められる」というようになっていって、結果的に「(ほとんど)自分をありのまま認められる」というようになります。

 

ということで、「自分を認める方法」について具体的にいくつかお話ししてきました。思いの外ボリューミーになってしまいました。笑

いきなり全部できる必要はないですし、全部できなくても、どれか1つや2つができるようになるだけでも、相当自分を認めることが上手になっていくと思います。

実際に、こうやって自分を認めることが少しずつ上手になっていって、結果的に心のエネルギーに溢れて日々にこやかに過ごせるようになった人や、仕事でうまくいくようになった人、ライフワークを実現した人、ライフワークで世界TOP10に入っちゃった人、なんていう人たちがいます。

まずは1つからで大丈夫なので、よかったらおためしください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

自分を認めるための魔法の前提の話はこちらから復習していただけます。
『自分を認めるための魔法の大前提』

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