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メンターという言葉は聞いたことがありますか?
僕がこの言葉を初めて知ったのは、
本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』を読んだ時でした。
僕自身、2年も浪人した挙句受験失敗というところからスタートしているのですが(参照:『2浪Fランから月7桁の自由な個人起業家になれた話』)、そんな20歳の時にとある人から教えてもらった本が、『ユダヤ人大富豪の教え』と『引き寄せの法則』で、その前者の中でこの「メンター」という言葉を初めて知りました。
そして、メンターという言葉を知り、『自分もなんとかメンターがほしい!』『メンターと出会いたい!』とかつての僕自身も思っていました。
しかし、当時は
・どうしたら出会えるのかわからない
・メンターとどういう関係性を築いたらいいのかもわからない
・どんな人をメンターにするといいのかわからない
・自分なんかに色々教えてくれる人なんているんだろうか
といったように、わからないこと、不安なことだらけでした。
そこから実際に、メンターと呼べる(呼ばせていただける)ような方々とのご縁があり、「メンター」という存在を自分の中でどう捉えたらいいのか、どう関わったらいいのか、どう出会ったらいいのか、などが実際の経験値としてまとまりました。
今回は、メンターの見つけ方について、実際の僕の経験からお話ししたいと思います。
Contents
そもそも、メンターとは?
そもそものところからいきたいと思いますが、メンターとは何か、というところですね。
メンターっていうと難しく感じるかもしれませんが、僕たちに身近なところでいうと、「先生」というような言葉、イメージが近いかもしれません。
「人生のとある分野の先生」、「人生の先生」といったところでしょうか。
自分よりも人生経験を積んだ先輩を「人生の先生」として、様々なことを学ばせていただく、というような感じです。
ただ、「人生の先生」と言っても、必ずしも「自分よりも年上」である必要はありません。
というのも、一般的には年齢に比例して人生経験は多くなっていきますが、短い期間で濃い時間を過ごし、学ばせていただける部分をたくさん持っている自分より若い人も多いにいるからです。
逆に、こういった視点を持てていると、「メンター=年上」という概念から解放されていると、世界(視野)が広がるので、倍以上メンターが見つかりやすくなります。
メンターは1人じゃなくてもいい、変わっていい
先にもちらっとお話ししましたが、僕自身、これまで多くのメンターと出会ってきました。
とはいえ100人とかいるわけではありません。笑
実際、メンターはそんな何十人もいる必要はありません。
それこそ、片手で数えられるくらいの数で十二分です。
逆にいうと、「1人でなければならない」ということもないということです。
もちろん、ある時期において、1人の人に決めて、その人から集中的に学ぶということは大事なことだと思いますが、ずーっと、一生、1人の人から学ばなければならない、ということはありません。
メンターは人生の途中で変わって行ってもいいのです。
(もちろん、感謝の気持ちはずっと忘れずにいつまでも持ち続けるのは大事だと思います。)
また、分野ごとによって、メンターが分かれていても問題ありません。
例えば、恋愛のメンター、仕事のメンター、家族関係のメンター、健康面のメンターなど、ジャンル、分野ごとにメンターがいていいのです。
メンターは、合う合わないがありますし、その時々で自分に必要な要素やエネルギーが変わったりもします。
そうなるとタイミングというものあったりしますので、「メンターはずっと同じ1人じゃなければならない」といった観念から解放されて「途中で変わっても大丈夫」と思っておくことができると、自分が壊れてしまうこともなく、理想の人生を形作っていけます。
メンターと出会うためには、理想のメンターを明確にする
メンターと出会うことこそ、引き寄せの法則を使えばいいと僕は思いますが、「引き寄せてください」だけだとなんとも寂しいので(参考記事下記)、少し具体的にメンターと出会うための方法についてお話ししたいと思います。
まず、「自分の理想の人生」を具体的にします。
このとき、もちろん、最初から完全なオリジナルの「理想の人生」が描けなくても問題ありません。最初は世の中にありふれたものだったり、似たり寄ったりのものだったり、そういったものでも構いません。
どんなものであれ、その時点で「こうなったらいいな」「こうなれたら理想的だな」と自分が感じるものを具体的に紙に書き出してみるといいです。
たとえそれがありふれたものだったり、「本当の本当の本物の自分の理想」ではなく、どこかでしっくり来ないものであっても、とりあえず書き出してみるのです。
そうすると、その「一応の理想」が軸となって、そこに対して時間の経過とともに「あ、もっとこうだったらいい」「ここがこうだったらもっと理想的かも」といったように、「自分の本当の理想」がクリアになっていきます。
ということで、その時点での「理想の人生」でいいので、「自分の理想の人生」を今一度明確にします。
理想のメンターを考えてみる
そして、その上で、理想のメンターを考えてみます。
自分の理想の人生が明確になっていると、「こういう生き方をしている人がいいな」とか「こういう性格の人がいいな」とか、そういったことも明確になってきます。
このとき、「こんな完璧な人いないだろ(笑)」「こんな人にメンターになってもらえるわけない」とか思っても、OKです。
実際に僕もかつてそんな風に思いながら描きました。
でも、そんな「ありえない」メンターに出会ってきました。
この世界は不思議なものですね。
ということで、理想のメンターを明確にしてみましょう。
もし、理想のメンターが描けない時には、「こういう人は苦手かも」という感じで、理想の逆を自分なりに書き出してみるといいです。
そうすることによって、そこから「じゃあ、どんな人がいいんだ?」というように、逆に理想を明確にすることができます。
小さな偶然を拾った先に待つメンター
そうやって、理想のメンターを具体的に描いてみると、時間が経つにつれ、すこしずつ自分のアンテナに何かしらが引っかかるようになってきます。
それは、本屋に立ち寄った時に目に留まる本、という形で何かのきっかけを拾うかもしれませんし、たまたまふと気になって訪れたブログの書き手の人、という形でのきっかけかもしれませんし、友人に誘われた何かの会というきっかけかもしれません。
さまざまな形、きっかけがあり得ますが、理想のメンターを具体的にした後に、最初のうちは、本当に気づけないほどの小さな偶然と出会うようになります。
その小さな偶然を大切にし、手繰り寄せていくと、その先に思いも寄らないメンター的人との出会いがあったりするのです。
僕自身もこれまで、事業家の方、資産家の方やアーティストの方、世界レベルのトップセールスマン、キックボクシングの元アジアチャンピオン、芸能系の方など様々なご縁があり、色々なことを教えていただきましたが、いずれも、本当に不思議な偶然の先での出会いでした。
それこそ、キックボクシングのチャンピオンに至っては、中目黒の公園のベンチに腰掛けて僕がボケーっと空を眺めていたら、『お兄さん、その靴かっこいいね』と僕の黒のエナメルシューズを見て声をかけてくれて、話をゆっくり聞いてみたらなんとそんなすごい人だった、という出会い方でした。笑
自分の理想の人生や出会ってみたい人が明確になると、自分自身を自然と磨くようにもなりますし、自分自身の空気感も自然と変わってきます。
それによって、出会う人、声をかけてくれる人、紹介してくれる人も変わってくるんですね。
ということで、この他にもメンターとの人間関係の築き方、距離感はどうしたらいいか、メンターからの学び方など、様々なメンター関連の話はありますが、また機会がありましたら、それらについてもお話ししたいと思います。
それでは、今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
僕の1人目のメンターとなった(当時)24歳の不動産屋さんのお兄さん(現IT会社社長)との出会いの話はこちらの記事に書いています。ぜひ、ご覧ください。