いつもご覧いただきありがとうございます。
先日の記事でちらっとお話しした気づいているセルフイメージと気づいていないセルフイメージについて、今回はお話ししていきたいと思います。(先日の記事:『引き寄せとセルフイメージの関係』)
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意識下のセルフイメージと無意識下のセルフイメージは2:8
セルフイメージには、2つあります。
1つは意識下のセルフイメージです。
たとえば、学生時代を思い出してみてください。中学生や高校生の頃に『英語が苦手だな〜』とか『数学が苦手だな〜』と思って口にしていたことはありませんでしたか?『おれ(私)は英語が苦手なんだよ〜』『数学が苦手なんだよ〜』みたいに。
これは、自分で気づいている、意識下にあるセルフイメージですね。
もう1つは自分では気づいていなかったり、認識していなかったりするものの、自分の中に確かにあるセルフイメージです。これは、何らかの出来事が起こったときの感情とともに明らかになることがあります。
この後者の自分の気づいていない無意識下のセルフイメージは数多く、割合で言えば「意識下にあるセルフイメージ:無意識下にあるセルフイメージ=2:8」と言えるかもしれません。
無意識下のセルフイメージを変えると現実が大きく変わる
自分が気づくことのできているセルフイメージに対しては、何らかの対処をしていくことができます。
たとえば『自分は英語ができない』というセルフイメージがあったとしたら、実際に具体的な手段をとってどうにかしようとすることができます。
ただ、無意識下にあるセルフイメージの場合、見えていないがゆえに対策を取ることが非常にむずかしい状態にあります。
たとえば、今挙げた『自分は英語ができない』という意識下のセルフイメージがあったとして、でも実際は『自分に自信がなくて、人が怖い、特に外人さんと話せる自信はない』ということがあるかもしれません。それゆえに、英語という外人さんとのコミュニケーションツールの習得が進まないということもあるんですね。
このように、目に見えているセルフイメージの裏側に目に見えないセルフイメージが隠れていることがあります。
もし、『自分は英語ができない』という意識下のセルフイメージの背後に、どっしりとした『自分に自信がなくて、人が怖くて、特に外人さんと話せる自信はない』というものがあるということが明らかになってくると、取る手段も変わってくるわけですね。
そして、背後に隠れていて一番ブレーキをかけていたそのセルフイメージが変わることによって、『英語ができない』という表のセルフイメージまでも一気に変わっていき、現実がいきなり大きく変わるということがあります。
たとえば、英語ができるとかできないとかではなく、自分を表現する自信がないというセルフイメージが根っこにあるのであれば、髪型や服装を変えるなどのオシャレを磨いたり、異性にモテるように自分磨きをすることの方がダイレクトな近道になるかもしれません。
それができたとき、「英語なんて中学英語がそこそこできれば、あとは気持ちで伝わるのさ!」なんて感じでどんどん「話せる」ようになっていくかもしれません。笑
このように、意識下にある表のセルフイメージと、無意識下にある裏のセルフイメージが表裏一体となっていることがあり、この無意識下にあるセルフイメージに気づくことができると、それまでびくともしなかった現実が一気に変わっていくことがあります。
無意識下のセルフイメージに気づいていく方法
そういった無意識下のセルフイメージに気づいていくためには、まずは「無意識下のセルフイメージがある」とその存在を今知ったように知ること、気づくことです。
「隠れたセルフイメージがある」ということがわかるだけでも、今まで目を向けなかったところに、目を向けなかった深さまで目が行き届くようになります。
たとえば、先ほどの例で言っても『なぜだかずっと英語ができない』という状況があったとき、このことが頭にあると『もしや、英語ができるようになりたくない何かがあるのでは?』『英語以上に苦手な何かが自分の英語力向上にブレーキをかけているのでは?』というように、もう1歩深く思考を向けることができるようになります。
このように、「無意識下に隠れたセルフイメージがある」ということを知って頭に入れておくだけでも、きっと大きく変わっていくでしょう。
さらに無意識下のセルフイメージに気づいていきたい、変えていきたいと思うときには、日常生活の中で感情が動いたポイントに着目するくせをつけると非常に有効です。
感情が生まれたその背景には、何らかの固定観念(A=Bだ!)や気づいていない無意識下のセルフイメージがあります。
なので、自分に何らかの感情が生まれたときに『自分はどうして今こう感じたのかな?』とその背景に目を向けてみると、無意識下のセルフイメージに気づくことができます。
ということで、よかったらおためしくださませ。
それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。気づくことができて意識下にあげられたセルフイメージを変えていく方法は、こちらをぜひ参考にしてみてください。