ご覧いただきありがとうございます。
今回は、先日のこちらのタンブラーでの
一言を深めて、広げて、お話ししたいと思います。
きっと、ついつい頭で考えすぎてしまうタイプの人や
そんなタイミングで役に立つと思います。
そんなタイプ人の成功法です。
ぜひ折に触れて思い出してもらえたら
嬉しいです。
Contents
思考も「仕事」である
世の中では、「実行/行動」こそに価値がある、
意味があると声高々に言われます。
確かに、行動って大事です。
行動があって形になります。
でも、頭の中の思考も大事です。
思考も立派な「仕事」です。
頭でぐるぐる考えすぎてしまう人は、
ついつい
「思考ばかりしてなかなか行動できない」
ことに強烈なダメ出しを繰り返して
自ら自信を削って行ってしまいます。
まずは「思考」の価値や意義も
「(目に見える)行動」と同じくらいの価値や意義を
見出そうとしてあげるところから始めると、
心が軽くなっていきます。
ぜひこちらの記事と合わせて心を軽やかに
して行ってください。
先見性/計画力/段取り力/完璧主義と自己評価
頭でぐるぐる考えるタイプの人は
頭でよく考えられる人です。
頭で遠く先まで見通す力に長けていたり、
つまりは計画力が図抜けていたり、
段取り力が高かったりします。
そしてそれと同時に、
「頭がいい」ゆえに「自分の粗」を見つけるのも
上手で、非常に完璧主義なところがあります。
その結果として、どんなに素晴らしいことを
しても、どんなに質の高いものを作り上げても
「粗」や「不足部分」を見つけ出し、
そこに厳しい採点をするので、
どうしても「自己評価/自己肯定感」を
下げがちです。
そしてそれが影響して、自信がなかなか持てなくて、
折角持っているいい仕事ができるポテンシャルを
十分に発揮できないと言うことがあります。
逆に言えば、ある程度の「大雑把さ」や
「テキトーさ」を磨くことができると、
行動の1歩目の軽やかさがぐっと増し、
生産性も高まり、鬼に金棒となります。
思考ではなく「哲学」と捉えていい
そんなぐるぐる考えるタイプの人の
その思考というのはとても深みがあり、
それこそ掘った自分が時に
地上に上がって来れないほどに深みがあります。
そんな思考、思考行動、思考活動は
「哲学」
とぜひ捉えてください。
そんな人からすると、今から言うことは
『そんな大層なものじゃない…』
と思うかもしれませんが、
まさに「自分に厳しい自己評価/完璧主義」
が発動してそう思えている部分はあります。
自らの「思考」を「哲学」と冗談半分でも
思ってあげられると、心が軽くなり、
独自性やアーティスト性、「唯一無二」感が
育ってきます。
思考派/論理派には行動も大事だけど哲学も大事
頭でよく考える/よく考えすぎてしまう思考派、
論理派の人は行動も大事ですが「哲学」も大事です。
もちろん、時に
『ぐだぐだもう考えないで飛び込んじゃえ!』
と自分で思って飛び込むこともあると思います。
でもそれは、10回に1回、もっと言えば、
25回に1回くらいでいいのです。
この飛び込むスタイルが快感で、
防御力も高めのタイプの人はどんどんそうしたら
いいのですが、思考派論理派の人は頭がいい分、
防御力は控えめなことが多いです。
非常に繊細性を持ち合わせていて、
些細なことに気づいたり緻密さを築き上げることが
できる一方で、小さなことで大きなダメージを
負うこともしばしばあります。
そんな人が飛び込んでばかり行くスタイルだと
破滅します。
なので、全然納得するまで思考を重ねてOKなのです。
考える:行動=7:3、いや、8:2でもいい
この世界に「考えること」と「行動すること」の
2つのことが存在するとしたら、
人によってこの比率が異なっていいのです。
考える:行動=7:3
考える:行動=3:7
このどちらも存在していいのです。
このどちらもが存在するので上手く回っているのです。
前者のタイプの人は納得行くまで、
思考=哲学をしていいのです。
どこまで納得のいく哲学ができるかどうか、
がこのタイプの成功を決めるのです。
そして「もう十分!」となったタイミングで
「3割の行動」に移行させればいいのです。
そうなるまで重ねた思考や哲学によって、
そのあとに同じ道を通る人に
「緻密で丁寧な心の道案内」
ができるようになります。
哲学環境を整えよう
そんな風に、思考や哲学がとても重要な人にとって、
自分の意識を向けるといいのは「哲学環境」です。
「堂々と哲学していいんだ」となったときに
重要になってくるのがこの哲学環境です。
このタイプの人はどれだけ
納得のいく思考ができるのかが
成功失敗を決めます。
目に見える物理的な成功においても、
内面的/精神的な心地よさや幸福感
という成功においても、
この部分がカギを握ります。
自分の中で納得のできる、腑に落ちる
論理を整えられたときには、
それが心の強度を高めてくれて
安定的な前進へと繋がります。
また、それが安心感となって
心の平安や幸福感にも繋がります。
なので、
「どのように論理を整えられるか?」
が成功失敗を左右します。
また、このタイプの人は
「哲学を邪魔されること」
が大きなエネルギーロスとなります。
思考している最中に外のものが
あれこれ横入りしてくると
それが非常に大きなストレスとなり、
エネルギーを削ってしまいます。
なので、
「哲学環境を整えること」
が
「静かに確かに論理を整える(磨く)」
ことに繋がり、
結果的に物心両面での成功に繋がります。
つまり、「哲学環境を整える」ことを
大事にすることが成功への近道となります。
哲学環境を「最高」にするのではなく「最適」にする
ここで最後にワンポイントです。
それは「最高」は目指す必要がないということです。
こういったタイプの人にとって、
「最高」は「圧」のある単語です。
もちろん、時にスパイスとして
「最高」という単語を使ってもいいのですが
基本的には「最適」がフィットします。
てっぺんを目指すのではなく、
あくまで「フィット」や「適切/適度」を目指すと
心地よくなります。
なので、哲学環境を整えるときにも。
「最高の環境」は頭の片隅に
置いておいてもいいのですが、
「最適な環境」に意識を向けると
成功しやすいです。
ということで以上参考になりましたら
幸いです。
折に触れて読み返しながら、
これ自体を「哲学材料」として
生かしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければこちらも合わせて、
「哲学材料」にしてみてください。