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どんな思いで、このページに来てくださったでしょうか?
他の記事を読んでくれて、この記事も気になったから何となく、読みに来てくださった方、家庭や学校、もしくは職場で何かつらいことや苦しいことがあってこのページに来てくださった方、代わり映えのしない日々が嫌になって、何かを変えたい、と思って来てくださった方。
色々な方がいらっしゃると思います。
今回、この記事では僕自身が2浪受験失敗して、強く『自分を変えたい』『こんな現状を変えたい』と思ったときの話、実際に取り組んだことの話をしたいと思います。
結果として、小さくはありますが、起業して自分のスモールビジネスを持って、時間にゆとりのあるライフスタイルを実現できたり、アーティストや作家、経営者、漫画家、占い師など、幅広い方のご相談に乗れるようになったり、関東の某局のFMラジオに出たり、毎月新幹線で国内旅行に行って、自分自身を癒す機会を作れるようになったり、家族や友人など、大切な人たちと時間を気にせずゆっくりと一緒に過ごせるようになりました。
そして、内面的なことで言えばーこれが1番大きな得たものかもしれませんがー自分を自分で責めて、自己嫌悪のループに陥るということがほとんどなくなり、自分で自分を受け止めてあげる力、自己肯定感が大きく育ったように思います。
それによって、自分以外の他者と接するときにも、必要以上な決め付けがなくなり、フラットにその人の光の部分にフォーカスして、素直にそれを伝えられるようになったり、初対面の人を含め、誰かと接するときにも、それまでと比べて何倍も、そのまんまの自分で、日々ゆるんだリラックスした状態でいられるようになりました。
それでは、中身に入っていきたいと思います。
Contents
自分の理想を書き出して、整理してみた
まず、最初にやってみたのは、自分の理想を紙に書き出すということです。
現状をそのままに、捉え直すという方法もあったのだと思いますが、あまりにも現状に絶望していて、現状を冷静に捉え直す、違った解釈の切り口を見出すということは困難でした。
なので、現状に対する解釈を見出そうとすることは一旦置いておいて、「未来」に視点を移すことにしました。
その方法が、「自分の理想の未来」を紙に書き出す、ということです。
強い抵抗が生まれることもある
ただ、自分に自信がなくなっている場合には、そのときに心の中に強い抵抗が生まれることがあります。
『こんな自分がそんなことできるわけないだろ』
『どうせ書いたって無駄だ、虚しくなるだけだ』
というように思うこともあるかもしれません。
ただ、正直、そのように強い抵抗が生まれるときには、無理して書く必要はありません。
冷たく聞こえるかもしれませんが。笑
もうじっとしていられない、何かをせずにはいられない、何もしないでは耐えられない、となったときに初めて、紙に書き出してみる、という感じで大丈夫です。
熱いやかんに触れたときに、考える間もなく手を離すという「行動」をしてしまうように、もう動かずにはいられない、となったときに試せればOKです。
叶えられる可能性は2%でいい
理想を紙に書き出すとなると、恐怖心にかられることもあると思います。
実際に書きたいと思って、ペンを持ってみても、
『こんなことを書いていいんだろうか』
『理想を描くと苦しくなってしまいそう』
『どうせ書いても叶わないのなら書きたくない』
と感じることももしかしたらあるかもしれません。
そんなときは、『叶えられる可能性は2%でいいや』と思ってください。笑
逆に言うと、『叶う可能性が2%だろうが、いや、もっと少なくて0.1%だろうが、それでも構わないから書いてやる』と、ある意味、腹を括るという感じでしょうか。
ありきたりでもいい
そうやって、いざ書こうとしてみると、なかなか思い浮かばなかったり、思い浮かんで書いてみても、なんだかありきたりに感じられたりすることもあるかもしれません。
そのときには、とりあえずそのままでOKなので、ありきたりでもOKなので、そのまま書いておいてください。
というのも、人間の中には潜在意識というものがあるので、紙に書き出してみて『ありきたりだなあ』と感じて、その感覚がインプットされると、無意識のうちに『自分が本当に望むことってどんなことだろう?』と探し始めるんですね。
そうすると、「最初に描いたありきたりなもの」を起点として、どんどん「自分らしさのあるもの」、「自分のコアに近いもの」が自分の中から出てくるようになるんですね。
小さな気づきを喜んで、大切にする
例えば、今話したように、紙に書き出して整理してみる、ということを始めてみたりすると、「自分が何を望んでいるのか」ということだったり、「自分がそれを望む本当の理由って何だったのか」ということだったり、様々な小さな気づきが、ふとしたときに生まれるようになります。
そのときに、その1つ1つを大切にしてみてください。
その気づきの方向に、自分が無意識に変わっていきます。
大切にしてみるというのは、もちろん、できればその気づきを小さなノートに書き貯めていくということができたらとてもいいですが、そういったことができなくても、『あ!これ、新しい気づきだ!』と1人で喜ぶ、喜んでいい、ということです。
そして、さらにもし余裕があれば身近な友人などにそれをアウトプットしてみてください。そのときに、「たいしたことないじゃん!」とか否定されそうで怖いな、と思ったら、アウトプットしなくて大丈夫です。笑 言えそうだなと思ったタイミングで、言えればOKです。
そのように、自分自身の中で大切にしたり、誰かに話すことによって、『気づきが増えてる』『気づきが貯まってる』という実感が積み重なっていくと、それ自体が心のエネルギーとなり、自然と次なる1歩に繋がっていきます。
服装を変えてみた
受験失敗後の僕は、とにかく自分を変えたい、未来を変えたい、と思っていましたが、そのときに思っていたことの1つが、『このガチガチの頭をどうにかしたい』ということでした。笑
当時の僕は、論理的に物事を考えすぎるところがあり、それゆえ、論理的に自分で自分を納得させられないと心が苦しくなってしまうということが多々ありました。
『ま、いっか!』というのが、本当に苦手でした。笑
暖色を取り入れてみた
そんな風に「頭ガチガチ」人間だった僕は、「暖色」系の服を取り入れ始めました。
それまで、紺など暗い色が好きで、服を始め、そういった色の持ち物が多かったので、徐々に明るい色の服や持ち物を持つようにしてみました。
たとえば僕の場合には、具体的には、「オレンジ色」のものを増やしました。
それは、ノートの色だったり、ボールペンの色だったり、オレンジ色のシャツだったりしました。
ボールペンのインクの色を変えてみた
特に、これは効き目があったかなと思うのは、普段プライベートで使うポールペンの「インクの色」を変えたことでした。
僕の場合は、ガチガチ系だったので、ボールペンを「オレンジ色」のインクのものに変えて、1人で考え事をするのにノートに色々書き出すときには、その「オレンジ」のボールペンを使っていました。
そのオレンジのインクのボールペンだけで、1年間で5本くらいは使ったと思います。笑
でも、そうすると、いつもいつも目に入るそのオレンジ色の効果によって、確実に自分の中で柔らかさが増してきて、思考の柔軟性が無意識のうちに少しずつ育っていったように感じました。
ノートをきれいに書かないことにした!
ノートはその人の性格や心理状態を映し出す鏡
さらに、ボールペンの話が出たので、ノートの話もしたいと思いますが、ノートって本当に性格だったり、そのときの自分の状態を映し出す鏡なんですよね。
僕もこれまでたくさんのコーチングをさせていただいてきたり、色々な方のノートを目にする機会があったのですが、本当に、ノートの文字、文章の書き方というのはその人の性格や心理状態を如実に表していたりします。
ノートという小さな世界から変える
そして、今現在は、実は僕は「逆」からアドバイスすることがあります。
それはどういうことかというと、「変わりたい!」「自分を変えたい!」という人に対して、ノートの書き方を変えるという外側を変えることを勧める、ということです。(これは、先の例で言えば服を変えることもそうですね)
自分の中身が変わった結果として、外側にそれが滲み出てくる、という向きではなくて、外側を変えてしまうことによって、内側に影響を及ぼしてしまおう、ということです。
頭で考えすぎてしまう人には……
たとえば、「どうも頭で考えすぎてしまう」という悩みを持っている人には、「ノートを汚く書いてください。笑」というお話をします。
そして、汚くなればなるほど、僕は褒めます。笑
実は、僕自身がかつてこれを実践したことで、どんどん自分が変わっていった、ということがあるんですね。
ノートのぶっ壊し方
先にお話しした通り、ノートは自分を映し出す鏡の1つなので、自分の「変わりたい先」「理想の姿(雰囲気)」をイメージして、文字の雰囲気やノートの書き方を変えてみたのです。
罫線は、はみ出してナンボ!
たとえば、僕の場合で言えば「頭ガチガチ系」だったので、まず、
『罫線を盛大にはみ出す』
ということをやりました。笑
ガチガチ系の人は、罫線の上に綺麗に書かなければいけない、と無意識のうちに強く思っていたりします。
もちろん、綺麗に書けることは1つの才能ですし、それは第3者が見るときに、とても見やすく、人のためになるという点において、とてもいいことだと思います。
でも、自分1人しか見ないもののときには、ぜひ、罫線を無視して盛大にはみ出してみてください。
なんだか1人で笑えてきますよ。うん、あぶない人ですね。笑
ぐちゃぐちゃっと法!と、魔法の無地のノート
そして、罫線をはみ出す、ということ以外に取り入れていた魔法のノートの使い方は、
『修正液、修正テープを使わずに、ぐちゃぐちゃっと消す』
『無地のノートを使う』
というものです。
まず、前者ですが、ついつい「きれいにしたい」「きれいにまとめたい」という思いも出てくるとは思うのですが、自分をゆるめたいと思った場合には、「ぐちゃぐちゃ」と消すことをオススメします。笑
ノートって本当に1人の世界ですし、小さなことのように思うかもしれませんが、ノートという「小さな世界」における「完璧主義」を解いてあげると、それはやがて外の世界という「大きな世界」においても、自分を完璧主義から解放してくれるようになります。
そして、罫線を無視するということが上手になって、ベテランになってきたら、ぜひ無地のノートを使ってみてください。
より自由に、のびやかに、文章や、ときには絵まで、書けるようになります。
そして、それが次第に自分の内面の変化、外側の変化に繋がってきます。
ということで、具体的なノートの使い方の例をお話ししてきましたが、今挙げた例に限らず、自分の理想の姿や自分の理想の在り方をまず「ノートの上で実現する」ということを試してみると、意外にそのノートの世界から外の世界に飛び出してきますので、よかったらおためしください。
このノートの話、特に無地のノートを使うことによる効能(笑)はまた別にまとめたいなと思います。無地のノートを上手に使えるようになるだけでも、本当に自分も変わるし、未来も変わるので。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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