思考が止まらないときの3つの対処法

ご覧いただきありがとうございます。

これまでに、自己肯定感の高め方や好きなことややりたいことの見つけ方、時には「ツムツムの攻略法と人生攻略法」なんてものもお話ししてきましたが、今回は「思考が止まらない」ということの対処法を3つほどまとめたいと思います。

かくいう僕自身も、非常に思考がぐるぐる巡って止まらないタイプの人間です。

自分の思考が止まるのは、死んだときかな、なんて思うほどに思考が止まらない性を持ってここまで生きてきています。

ただ、思考が止まらなすぎてつらかったことが多々あったことで、いやでも「思考」というものと向き合ってきました。また、某有名コーヒーチェーン経営者という一流企業経営者などのメンタルケアをされていたメンタルの専門家でもあるとある資産家とのご縁があり、メンタルマネジメントについて学んだこともありました。

その後、コーチングを開始し、全国各地、世界各地の方々と約1万通のやりとりをする中で、僕がお話しさせていただく内容を含め、「思考が止まらない」ときの対処法についてエッセンスをまとめてお話ししたいと思います。

Contents

肉体的に体を疲れさせる

まず1つ目ですが、頭を使うという場合でも、体力がないときには頭を使うことが難しくなります。どうしようもなく眠いとき、その眠さには勝てずに眠ってしまうことがありますよね。

例えば、夜にどうしても思考が止まらないとしましょう。

その場合、(可能なら)起き上がって、腕立て伏せ、腹筋、背筋などを、きつくなるくらいにしてみるといいです。お腹がプルプルいうくらいに腹筋をすると、お腹の筋肉にいやでも意識が行きます。

思考への意識の集中を体(筋肉)へ

なんとしょうもない問題解決法か!ともしかしたら思うかもしれませんが(笑)、思考が止まらないという場合、思考に意識が必要以上に集中しているということです。

そのときに、例えば「腹筋」や「背筋」といったような筋肉」に意識が自然と向いてしまうような状況を作ることによって、思考への意識が筋肉に移動するんですね。

また、筋トレをすると、『ああ!くるしい!!』となると思います。

心でばかり『くるしい』を感じすぎるとつらいのですが、心で『くるしい』を感じすぎているな、というときには、ぜひ、体(筋肉)で『くるしい』を感じる状況を作ってみてください。

そうすることによって、体が緊張状態になったことと反比例して、心(頭)の緊張状態がほぐれることが多々あります。

経営者も実践する方法の1つ

実は、この方法は多くの経営者も取っている方法の1つです。

経営者は、人によっては数百人、数千人、数万人、場合によってはそれ以上の従業員を引き連れ、その従業員だけでなく、従業員の家族の生活の命運まで左右しかねないことから、想像を絶するプレッシャーを抱えていることが多々あります。

そういった経営者の中には、定期的にジム通いをしている方が非常に多くいます。

ジムに通っていなくても、定期的にテニスをしたり、ゴルフをしたり、様々な運動を行なっている人が多くいます。

ここには、まさに、普段「頭を酷使する」、「心理的、精神的な圧が強くかかる」状況下で、「体」に緊張状態を作ったり、意識を意図的に向かわせる習慣を作ることによって、「頭」の緊張状態をほぐしているという側面もあります。

もちろん、場合によっては、夜遅くに筋トレをするなんてできない、という人もいるかもしれませんが、その場合には、昼間にウォーキングをする、1駅分歩いてみる、少し早歩きしてみる、など体を動かし、疲労や意識を体に向けるようにしてみてください。

思考を止めようとせずに、流す先を移す

2つ目は、「思考を止めようとしない」ということです。

「思考を止めたいのに思考を止めようとしない」というのは一見矛盾しているように聞こえるかもしれません。しかし、思考を止めようと思えば思うほど、加速してしまったり、止まらなくなってしまったり、負のスパイラルに入ってしまうことはありませんか?

そのときに、「止めようとしない」ことが結果的に、「思考が止まる」ことに繋がります。

脳(潜在意識)は「否定」を認識できないという話

ここで1つ、具体的な話をします。

人間の脳というのは、言葉の「否定部分」を認識できない、という話は聞いたことがありますか?

例えば、これは駅のトイレなどを想像していただければわかると思うのですが、最近のトイレには『きれいにお使いいただき、ありがとうございます』と書いてありますよね。

あれは、昔は『汚さないでください』と書いてあったりしたんですよね。

でも、いくらそういった注意書きをしてもきれいに使ってもらえなかった。それどころか、ますます汚くなってしまったりしていた。

これこそが、まさに「否定部分」を認識せず、「その前の部分」(この例で言えば「汚す」と言う部分)を無意識のうちに意識してしまうということの例の1つですね。

そして、そういう歴史があって、今現在は『きれいにお使いいただき、ありがとうございます』というように、「きれいに使う」というところに意識が行くように工夫されていて、結果、きれいに使われるようになったわけです。(ここには、心理学で言うところの、社会的証明「みんながきれいに使ってるってことか、じゃあ自分もそうしよう」という作用も働いていますが、その話は今回は置いておきます)

このトイレの例だけでなく、例えば子どもたちが「◯◯しちゃいけません!」と言われると、それをしたくなる(笑)ということがありますよね。そのケースでも同じことが言えるわけです。

止める、ではなく、移す=そのまま流す

さて、ここで話を戻しましょう。

ということは、です、「思考を止めたい!」と思ったら、「思考を止めたい!」「思考止めなきゃ!」と思わずに、違った捉え方をするといいということです。

それが、見出しにも書きましたが、「思考を止めようとせずに、流す先を移す」ということです。

流れを止めようとすると、「流れている思考の流れ」に意識が行ってしまうんですね。

なので、流れている思考を止めようとするのではなく、思考は流しっぱなしで、流す先を移そうとすると「思考が入れ替わる」ことによって、間接的に「止めたい思考が止まる」ことに繋がります。

 

で、『ただ移そう』とするとなかなか移しきれなかったりするので、『移して、さらに加速させよう』と思うと、移しやすくなります。

今すぐできる具体的で有効な方法「本や歌で流していく」

例えば、他のことへ思考を移そうと思ったときに、ただ思考を移そうと思うのではなく、「本」という「言葉がどんどん流れているところ」に思考を乗せると、思考が移るだけでなく、思考が「移って+その方向で加速する」ということになります。

また、「本」に限らず、思考(言葉)を移すということで、「歌を歌う」「歌を聴く」というのも、思考(言葉)を移す手段の1つとして有効です。

人またはノートにアウトプットする

そして、3つ目です。

3つ目は、「人またはノートにアウトプットする」ということです。

思考が止まらないときというのは、「思考が絡まっているという状況」、もしくは、「A=B=C=D=やばい!」と突っ走っている状況であることが多いです。

思考が絡まってわけがわからなくなってしまって、より混乱を招いている状況であったり、本当は「A=B」ではなく、「A=Z」であるかもしれないにもかかわらず、「A=B」という可能性しか見えなくなって、思考がどんどん先へ進んでしまう、という状況だったりするわけですね。

この状態のときには、「考えてもしょうがないじゃん!」と言われたところで、「止まらないんだからしょうがないじゃん!」となるわけです。笑

仲の良い友人やパートナーなどに

こんなときは、アウトプットするのが有効です。

例えば、仲の良い友人やもしくはパートナーにアウトプットするといいでしょう。

自分1人で頭の中で思考を進めている時にはまとまらなかったり、「A=Z」という可能性が思い浮かばなかったりするのですが、言葉にして発してみると、するすると不思議とまとまっていったり、「A=Z」という第3の可能性がふと思いついたりするんですね。

そうすると、1人で喋って、1人で勝手に解決してしまうこともあるわけです。

この「A=Z」という第3の可能性が見えなくなっているという状況は、コーチング用語で「スコトーマ(盲点)」と言ったりします。アウトプットするうちにこのスコトーマが外れて、思考が落ち着くことがあるということですね。

ノート(紙)にアウトプットする

また、夜に1人で思考が止まらなくなってしまっている状況だったり、話せる人がいないな、という状況の場合には、「ノート(紙)にアウトプットする」というのも有効です。

そして、どこまでやるか、と言ったら、「手が痺れるまで」です。

「手が痺れるまで」どんどん思考を言語化して書き出してみます。

そうすることによって、「思考」→「言葉にする」→「整理される」→「紙に書かれた文字情報を見て、さらに思考が整理される」というように、からまっていた思考がほどけてスッキリしていったり、紙に書き出す中で、「そもそもA=Bじゃない可能性は?」と冷静に紙の上で投げかけてみると、紙の上で「Z」が見えてくることが多々あります。

 

そして、「手が痺れるまで」、「思考が枯れるまで」、「ノート1冊使い切ってやるぜ」というくらいまでやるとどうなるのかというと、1番最初にお話しした「肉体的に体を疲れさせる」ことにも自然と繋がり、肉体的な疲れにより、思考がゆるまっていくことにも繋がっていきます。

 

ということで、「思考が止まらないときの対処法」ということで3つに簡潔にまとめて、お話をしてきました。どれか1つでも、少しでも、お役に立ちましたら幸いです。

もし、今手元に本がなくて思考の移し先がない、という場合にはこのブログをぜひ読み漁ってください。良い思考遊びができると思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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