ご覧いただきありがとうございます。
先日、『心の居場所をつくる方法〜モノからはじめよう〜』ということで、心の居場所のつくり方についてお話をしました。
今回は、前回の話を踏まえた上で、それができるようになったら、どんな風に進んでいけばいいのか、どうしたらより確かな心の居場所をつくって行くことができるのか、というお話をしたいと思います。
ということで、今回は
『モノから始まる、心の居場所づくり〜準モノ編〜』
です。
Contents
モノから始まる、心の居場所づくり〜準モノ編〜
前回、自分の居場所を作ろうとするときには、「人」との間だけでなく、「モノ」との間に作るのも1つですよ、というお話をしました。
そして、その「モノ」を選ぶときにも、「モノの大小」や「モノの持つ光の大小」があるので、そのときの自分に合わせたモノを選べればOKです、というお話をしました。
今回は、「モノとの間に少し自分の居場所作れたかも!」「自分にとってほんの少しだけど取り組めるもの、時間を過ごせるものができたかも!」と思ったその先で、ゆとりが少しできたから、もう1歩踏み出してみたいな、というときに、どうしたらいいかというお話をしたいと思います。
そのモノの話を書いてみる
自分の中でとあるモノを楽しめるようになったとします。
たとえば、プラモデル、または編み物、もしくは推理小説を楽しめるようになったとします。
そうやって、自分の取り組めるものが見つかって、少しずつ熱中できるようになってきたり、楽しめるようになってくると、少しずつ自分の中にエネルギーが貯まっていきます。
それは、もっとやってみたいな、という気持ちかもしれませんし、誰かに話してみたいな、という気持ちかもしれません。
例えば、プラモデルに取り組めるようになったとして、そのプラモデルの話をしてみたいなと思ったとき、探してみるとプラモデル好きな人たちが集まる会などを見つけることができると思うんですね。
しかしながら、いきなりそういう会に参加するのは相当エネルギーを使いませんか?
僕は結構無理です。笑
そんなときは、どうしたらいいか、というと、自分のプラモデルの話を「文章にして書いてみる」といいです。
インプットでも、アウトプットでも活力を得られる
人間はインプットによって、活力を得ることができますが、一方で、アウトプットによっても活力を得ることができます。
どういうことかというと、最初は自分の言葉にならなかったり、うまくまとまらなかったりすることもあると思うのですが、少しずつ書けるようになってくると、「自分のプラモデルに対する思い」や「プラモデルに取り組んでいる自分の姿」が文章を通して間接的に浮かび上がってくるようになるんですね。
そうすると、その文章を通して、「自分の成長、進歩」を少しずつですが感じられるようになってきます。
例えば、プラモデル日記
例えば、「プラモデル日記」なんていうのをつくってみるのもいいでしょう。
もちろん、それも毎日続けられなければならない、というものでもないし、最初は書ける日に書けばいいと思います。
ですが、そのページが少しずつ埋まってくると、それを見返したときに「自分の変化」がそこから見えるようになってきますし、そうすると「自分が生きている」ことの実感を得られたりもします。
自分1人だけが目にする文章でいい
もちろん、いきなりブログを作って、そこに書いていくことが抵抗なければそれもいいと思いますが、多くの場合、いきなりブログでオープンに書くことには抵抗があるかもしれません。
そのときには、先ほどの「プラモデル日記」のような「◯◯日記」や「◯◯ノート」といったような、自分だけが目にするノートからはじめることができればいいと思います。
そうしていく中で、少しずつ文章を書くことが慣れてきたり、そのモノについての話をノートの上ですることに慣れてきます。
そのあとで、ブログは始められればいいと思います。
ブログをはじめてみる
そのようにして、自分の「モノ」に対しての文章が書けるようになったり、慣れてきたりしたら、ブログを書いてみると、また1つ大きな自分の居場所がこの世界にできます。
最初って、ブログで何か書いたら誰かに何か言われるんじゃないかとか、不安になることもあると思います。
実際に、僕自身も初めてブログを作ったときは、怖くてしょうがありませんでした。笑
何か言われるんじゃないか、誰かに批判されるんじゃないか、とか、そういうことをたくさん感じた記憶が今でもあります。
でも、ブログって実際に作ってみると、相当人気&有名にならないとそういうことって滅多にないんですね。笑
逆に言うと、そういうコメントとかが来たときというのは、その10倍以上くらいのブログのファンがいるときで、その頃にはブログ読者が数千人とかいるくらいだと思います。
ブログって、そもそも、人が来ない。笑
来たとしても、最初のうちなんて本当に片手で数えられるくらいなんですね。
もちろん、それでもブログ開設には勇気が必要だったりしますので、自分の心の準備が整ったときや、書いてみたいなと思ったときに開設すれば全然OKです。
ブログを通して、日本全国、時には世界の人と繋がれる
そうやって、ブログを書いてみると、少しずつブログにも慣れてきます。
もちろん、ブログを書くときというのは、自分で自分しか見ない日記を書くときよりも、エネルギーを使ったりしますので、日記を書くよりも頻度は少なくなるかもしれませんし、時には更新できないときもあるかもしれません。
でも、書いたり書かなかったり、それでもポツポツとでもブログを書いていけると、次第に見てくれる人が増えて来ます。
例えば、最初は3人とか5人くらいだったのが、10人とか20人になってきます。
それって、すごいですよね。
だって、言ってみれば、20人とか30人になってきたら、それは「学校の1クラスまるまる」分くらいであると言えるわけで、それは学校の教室で前に立って、自分の取り組んでいるモノについての自分の話をみんなが聞いてくれている、ということなわけです。
もっと言えば、学校の教室と違って、ブログというのは「わざわざ来てくれる」ところなので、それはつまり、自分の話を聞きに(読みに)わざわざ教室に集まってくれているようなものなんですね。
それって、とても嬉しいですよね。
たとえ、何のコメントもなかったとしても、それだけの人が来てくれて、足をわざわざ運んでくれて、読んで行ってくれたのかな、と思うと、とても嬉しいですよね。
そして、その『ありがたいなあ』という気持ちや『わざわざ来てくれて嬉しい』という思いを感謝とともにブログで伝えると、それを読んでまた来てくれたり、もしかしたらコメントを残してくれる人まで現れてくれるかもしれないんですね。
というようにですね、自分の心の居場所を見出せないときってとても苦しかったり、生きる意味を見出せなかったり、いろいろつらい思いもすると思うのですが、「人」との間に居場所を作れなくても、そうやってがんばれなくても、例えばこうして「モノ」との間に居場所を作ってみるという、そういう道もあるんですね。
今回、後半ではブログという話をしましたが、それって結構ハードルが高いことだと思います。ですので、もちろん、それができなきゃいけないなんてことはないですし、実際に僕自身も「いずれ起業したい」と考えている人の相談に乗ることもありますが、そういった人でも最初はブログが怖い、ということもあります。
ですので、自分のエネルギーが少しずつ育ってきて、余力が生まれたりして、書いてみたいな、と思ったときに、トライできればいいと思います。
ちなみに、ブログをはじめたいなと思ったときは、特に好みがなければ、アメブロがいいかなと思います。「いいね」という機能があって、気軽にブロガーさんたちと交流できますし、アメブロはあたたかい人が多いような印象があります。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
前回の心の居場所づくりの記事はこちらからご覧ください。
>>『心の居場所をつくる方法〜モノからはじめよう〜』