ご覧いただきありがとうございます。
今回は、「思考・発想の柔軟性」を育むことに繋がり、「しなやかな心の強さ」を手に入れることができる思考と心のストレッチを紹介していきたいと思います。
Contents
僕はほとんどこれだけ。世界TOP10入りした人も。
僕自身、2浪受験失敗から今日に至るまで、「これだけを淡々といつもやってきた」と言っても過言ではないかもしれません。そして、このストレッチで柔軟性が高まるにつれて、得られる結果も大きくなっていきました。僕がこれをマンツーマンでレクチャーさせていただいた人の中には、とある分野で世界TOP10入りを果たす快挙を果たしてしまった人もいます。
よかったらおためしください。
しなやかな心を作るたった2つのフレーズ
思考と心のストレッチとなるフレーズは2つあります。そして、このうちのいずれかを自分に合わせて使ってもらえたら大丈夫です。
その2つは、「必ずしもそうとはかぎらないとしたら…」と「万が一、そうじゃない可能性があるとしたら…」です。
固定観念を溶かし、心をかろやかさと自由へ導くフレーズ
何かの壁に出会っていて、苦しさがあるときというのは、目に見えない無意識の中にある何らかの固定観念がそれをもたらしています。
それは、「◯◯は△△だ」というものだったり、また別の言い方をすれば「A=Bだ」というものです。(参照:『折れない心の作り方〜しなやかな強さを手に入れる方法<抽象論編>〜』)
「これが上手くいかなかったらだめだ」とか「これは上手くいかない予兆だ」とか「男は◯◯でなきゃだめだ」とか「女は◯◯じゃなきゃだめだ」とか「母(父)とは◯◯であるべきだろう」とか、ですね。
通常時には、こういった無意識の中にある観念は非常に見えにくい状態となっています。ですが、たとえば「何らかの壁に出会っていて、苦しさがあるとき」というように、「何らかの感情」が生まれているときには、その背後に目を凝らすことによって、その裏にある「A=B」という観念の方程式に気づきやすくなります。
このときに、無理やり「いや、そんなことはない!Bなはずはない!Cだ!Cなはずだ!!」という方向(ムキムキ路線)でがんばることができるのならばそれでも大丈夫なのですが、それはなかなかに難しい場合もあると思いす。
そのときに、風穴をあけることに繋がるのが「必ずしもそうとはかぎらないとしたら…」というフレーズや「万が一、そうじゃない可能性があるとしたら…」です。
だけどそれは、「ない」前提でいい
もう本当に、『Cという可能性が万が一あったらいいけど、ないんじゃないかなとは思うけど…』くらいの感覚でOKです。笑
「あるかないか」ではなく、「あるとしたらどんな感じかな(ないと思うけど)」くらいのイメージでOKです。
そして、仮にCという可能性を見出しても、その「きっとCなんだ!!」「Cにちがいない!!」と強く思い込まなきゃいけないということもありません。自然とそう感じたり、自然とそうなる分にはもちろんOKですが、無理なポジティブシンキングはしなくて大丈夫です。
Cの発見は問いかけから時間差でOK
そして、このときのもう1つのポイントは、それを考えたそのときすぐに「C」が見えなくてもいいということです。
例えば、何か物忘れをしたときに、全く関係ないことをしている最中にふと思い出したりすることありますよね。その他にも、お風呂に入っているときに仕事や趣味に関するアイディアがひらめくことがあったり、掃除をしているときに何かひらめくことがあったりすることもあるかもしれません。
それっていうのは、何らかの情報(『これどうしたらいいかな〜』『いい方法ないかな〜』『あれ、なんだったけかな〜』)が自分の中にインプットされて、無意識化でそれを検索し続けてくれていて、それがポンとあるとき「検索完了!」となるわけですね。場合によっては、求めていたものに関する情報をテレビや本屋さんで偶然に見かけたり、偶然に友人から聞いたりすることもあるでしょう。
この原理を使うので、『これはダメだ、無理だと思ってるけど、必ずしもそうじゃないとしたら…』とか『Cという可能性が万が一あるとしたら…』ということを「一度でも考えられて(意識を向けられて)」インプットすることができればOKです。
そうすると、無意識の検索エンジンが検索を開始してくれます。
このときに、「早く答えが見つからないと落ち着かない」ということももしかしたらあるかもしれません。何でも「早い方がいい」とされる時代ですので、ウダウダしているわけにはいかないと無意識のうちに強く思うこと、焦りが募ることもあるかもしれません。
『待てることは、めっちゃすごいこと(マジで偉大)』という話も遠からず記事にできたらと思いますが、それまではこちらをちらっとご覧いただけたらと思います。→『思考が止まらないときの3つの対処法』
ということで、2つの具体的なフレーズを紹介させていただきましたが、さらに理解を深められるような具体的なエピソードなども今後追記していけたらなと思っています。
それでは、最後までご覧くださってありがとうございました。
こちらもよろしければ合わせてご覧ください。こころの基礎エネルギーが大きくなる話です。
>>『こころの基礎体力をつける【やりたいことをやれる自分になるために】』
>>『自己肯定感を確実に高める方法〜大人でも大丈夫、9900通のメールからわかったこと〜』
追記:「折れない心の作り方」シリーズ第4弾ができました。「ことばの銀行」「ことばノート」という話をしています。
>>『折れない心の作り方〜ことばノートがこころを救う〜』