考える力を育てる前に、大事な見落としがちな大前提

ご覧いただきありがとうございます。

社会に出ると、いや、社会に出る前の学校時代から「自分の頭で考えなさい」と言われること、耳にすること、よくあると思います。

ただ、「自分の頭で考えなさい」「考える力をつけなさい」と言われたとしても、どうやってその力をつけていったらいいのか、どうやってその力を育てたり、伸ばしていったらいいのかは具体的には教えてもらえないという場合もあると思います。

また、自分が上司で部下がいる立場の場合でも、どうしたら考える力を伸ばしてもらえるだろう、と考えることもあると思います。

 

たとえば、自分でビジネスをしようとする場合にも、高い考える力が必要になってくるのですが、「直感派」「感性派」の方にとっては、最初はこれはなかなか大変なことで、最初の関門とも言えます。

これまでそういった「直感派」「感性派」タイプの方々の相談にも多数乗ってきた経験を踏まえて、お伝えできればと思います。

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考える力がない→感じる力が強いということかもしれない

まずはじめに、「考える力がない」と言われたり、そういうことを自分自身で思ったりすると、『自分には能力がないのかな』と感じられて自信を失ってしまったり、劣等感を持ってしまうことももしかしたらあるかもしれません。

そんな場合に、まず前提として持っておいてもらいたいなと思うこと、いつもこういった相談があったときには最初に話すことをここでもお話ししたいと思います。

 

「感じる力」にエネルギーを使っているということかもしれない

まず、考える力がないという場合には、「感じる力が強い」という場合が多々あります。

どういうことかというと、「感じる力」が豊かであることによって、「感じる方」「受け取る方」に7割、8割のエネルギーを使っている、ということがあるんですね。

これは、それがよくないという話ではありません。

 

「発信」と「受信」がある

人間には、「発信」という力と「受信」という力があります。

たとえば、自分の意見を言う、自分の意見を考える、組み立てる、ということは「矢印」があることですよね。これらは「発信」と言えます。

また、人の何かを感じ取る、空気を感じ取る、ということは「受信」と言えます。

この「発信力」と「受信力」が人によって、どちらが長けているかが異なる、ということなんですね。

 

「発信力の長けてる人」と「受信力の長けてる人」がいて、成り立つ

ただ、この2つに優劣があるわけではなく、いずれも必要で、この2つのタイプの人がいて、成り立っています。

発信力の長けてる人は、「外に出していく」ことができますが、「自分の出したいものだけ」を出していても、世の中には反応してもらえず、なかなか貢献が難しいわけですが、そういった点では例えば、「受信力の長けてる人」が敏感に感じた世の中を踏まえることができれば、「良い反応の得られるものを外に出す」ことができるわけですね。

 

両者共にもう一方の力は伸ばしていく必要がある

今簡単にお話しした通り、「発信」だけではなく、「受信」の上で「発信」できると、「質の良い発信」になるというように、「発信が得意」な人は発信が得意な人で、自らも「受信力(感受力)」を高めていく必要があるんですね。「受信力」の高い人たちのその受信したものを積極的に受け取っていくためにも、受信力は必要になります。

一方で「受信力」の長けてる側の人も、たとえば「発信力」の長けてる人に自分の受信したものを伝えたりするために、「発信力」が必要だったりするんですね。

つまり、「考える力がない」と言われると、そう言われた人やそう思った人は、自分には能力がないとダメ出ししてしまいそうになることがあると思いますが、そういった人はもちろん、考える力をはじめとした「発信力」を育てていくことは大事だとは思いますが、「受信力」が高い人であるということですし、「発信力」の高い人は一方で「受信力」を高める必要があるということで、それぞれがそれぞれに持ってる力、持ってない力があり、もう一方を磨く必要がある、ということなんですね。

 

なので、「考える力がない」と感じることがあっても、『受信力に長けている方のタイプなのかもしれない』という視点も1つ持っていただいた上で、『その力を生かしていくためにも考える力も磨いていこう』と思っていただけたらいいかな、と思います。

 

ということで、「考える力がない」ということはどういうことか、ということを別の切り口からお話ししてきました。まずは、この前提を踏まえていただけたら、それだけで考える力を伸ばしやすくもなっていくかなと思います。

具体的にどのように伸ばしたらいいのかという方法論についてもまた記事にしていきたいと思います。

 

それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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