ご覧いただきありがとうございます。
今回は「セルフイメージに合わせた引き寄せの段階的セット法」というテーマでお話しできればと思います。
Contents
セルフイメージとセットするもののバランスが引き寄せの成否を決める
1万通以上のメールから見えてくること
有難いことに、これまでに引き寄せ(理想のパートナーシップやライフワークの実現など)に関するご質問やご相談などのメールをたくさんいただいてきました。そこから実際に中期的、継続的にお話をしながら力を磨いていくお手伝いもさせていただいてきました。
中長期的にお付き合いさせて頂いている方々は、これまでに数百通以上〜人によっては1000通近いメールでの対話や直接の対話を通して、お力添えさせて頂いてきました。
メルマガ読者さんなどからの単発的で簡易的なメールなどの相談も合わせて、引き寄せ相談のメール総数は気付いたときには1万通を超えていました。
それだけのやりとりをしていると見えてくることがあります。
まず、いただいたご質問やご相談は「個別具体的なその人特有の悩みや課題」と「多くの人に共通する悩みや課題」という2つに分かれます。
個別具体的なその人特有の悩みや課題とは?
個別具体的な悩みや課題というのは、その人のそのピンポイントな状態におけるもの、といった感じです。
たとえば、お仕事の現状がどんな感じで、どんな人間関係で、どんなポジションにいて、どんなことを考えているものの、どういうところで壁を感じているのか、といったようなことは人によって違うところがあります。
職場内での人間関係が良好で、職場での仕事も楽しい上で、自分なりのライフワークを今の職場の外で実現したい場合と、職場内での状況があまりよくない状況とでは、1歩目の対処法からゴール設定の仕方まで変わってきます。
こういった場合は個別の状況に合わせたピンポイントなアドバイスが必要となるでしょう。
多くの人に共通する悩みや課題
その一方で、たとえば引き寄せにおいて多くの人が疑問に思う共通ポイント、的なものもあります。
たとえば紙にどうやって書けばいいのか、とか、うまくいかないんだけどどうしてなのか、とか。後者のは少々ざっくりしすぎてますので、もうちょっと具体的な対話が必要になりますけれども。
ただその後者の場合でも、だいたい何パターンかあります。
たとえば、それは力みの問題のケース(フラット理解とフラット力向上が薬になる場合)と、引き寄せたいもののセット法(目標設定法)が問題のケース、セルフイメージのケアが問題になっているケースなどなど。
で、このブログではこういった共通する部分についてできる限り緻密にお伝えしていければいいな、と思っています。
セルフイメージと目標のバランス
今挙げたものの1つに「引き寄せたいもののセット法」というものがあります。今回はここについて少し掘り下げてお話しできればと思います。
引き寄せによって何か物事を実現させる場合、どこに力点を置いたらいいか、つまりどこを大事にしたらいいのか?という部分は、その話し手によっていろいろあると思います。
僕の場合には、「肝は『フラット』ですよー」という話をしています。
(フラットについてサクッとまとめている記事はこちら)
で、それに密接に関連してくる「引き寄せたいもののセット法」というところです。
フラットと引き寄せの関係性については先ほど紹介した記事に譲るとして、ここでは割愛しますが、フラット力が磨かれるとそれに比例して引き寄せる力が向上していきます。
フラットというのはどんなときも意識したらいいのですが、例えば目標設定するとき、引き寄せたいものを紙に書き出すときにも上手に意識して取り入れていくことができます。
Q.目標が怖くて書けないんですが、どうしたらいいですか?
A.書けるレベルにやさしくして大丈夫ですよ。(今のセルフイメージと相談してOK)
具体的に書こうとすると出てくることがある恐怖感
引き寄せを起こしたいなと思ったとき、自分の引き寄せたいものを書き出してみたりすると思います。例えばそれは理想のパートナーだったり、理想の仕事、理想のライフワークだったりするでしょう。
でも、いざ自分の理想を描いてみようとすると恐怖感を感じることもあるかもしれません。
そして、『こんな大それたこと書けない』なんていう風に感じることも場合によってはあるかもしれません。
たとえば、目標や理想を書くときに具体的に書くといいという話がありますね。それはその理想像を具体的に思い描いて、例えば具体的に数字を使いながら書いたり、ということですね。
でも、いざすんごい具体的に書いてみようとすると怖さを感じることもあるんですよね。
理想を描いてみて、
『自分の好きなことで月100万円稼げるようになってみたい!』
と思っても、それを実際に引き寄せようと思って紙に書こうとすると怖くなるとか。
他にも、目標の期限(『○○年までに〜!』)を紙に書こうとすると怖くなるとか。
具体的に書こうとすると出てくる無力感
そういった恐怖感と隣り合わせというか、その感情のそばにある感情の一つに「無力感」というものあるでしょう。
たとえば、紙に書き出す段階ではすごく気分が盛り上がって書いてはみたものの、その後で『いや、やっぱりこんなの自分には無理なんじゃないか』、『自分なんかには無理だよ…』といったような感情がやってくることがあります。
これは紙に書き出した少し後にやってくることもあれば、紙に書こうと思ったその瞬間に出てくることもあるでしょう。
「理想」や「憧れ」は陰陽両極を持つ太陽光
「理想」や「憧れ」というものは自分自身の心の大きなエネルギーになることもあれば、自分と深く向き合う機会になることもあります。
太陽光というのものは人間を元気にするエネルギーであり、あらゆる豊かさをもたらしてくれるものであると同時に、例えばルーペで1箇所に集めすぎるとそのものを燃やし、焦がしてしまうこともあります。
また、太陽によってもたらされたエネルギーを受け取りすぎると、熱中症などを引き起こして命を落としてしまうことや太陽光を直視しすぎることによる失明などもあるでしょう。
太陽というのは上手に付き合うことが重要なわけですね。
理想や憧れというものは、この太陽のような性質を持つ一面もあります。
自分の心を大きく動かしてくれる大きな原動力になることもあれば、その光を見すぎることによって心の目をつぶしてしまうこともあるでしょう。
でもだからこそ、ときにはサングラスかけたりしても大丈夫なんですよ、ということを知ってもらえたらいいなと思います。
紙に書くそのときにサングラスを着用してもいい
これは実際にサングラスをしてください、ってことではないですよ、もちろん。いや、してもいいかもしれないですけど。笑
たとえばさっきの例でいきましょう。
「自分の好きなことで月100万円!」
というのがあったとしましょう。
でも、ちょっとそれだと今の自分には光が強すぎるとしましょう。
そしたら、「自分の好きなことで月10万円!」と書いてもいいのです。
サングラス着用前:「自分の好きなことで月100万円!」
サングラス着用後:「自分の好きなことで月10万円!」
って感じですね。
もちろん、サングラスをつけない状態でもいいのですが、あくまで光が強すぎて心に反作用が出ちゃう、という場合にはサングラスをつけて書いてもいいんですよ、ということです。
サングラスをかけると軽減する恐れと無力感
何か理想や未来を描くとワクワクと同時に恐れを感じることもあります。でも、こうやって上手にサングラスを使うと、「ほどよいドキドキ感」に調節することができます。
そうすると、無理なくまさに「フラット」から遠く離れすぎない状態で紙に書くことができますし、その後も過ごすことができるので結果的に引き寄せが早くなったり、着実にやってくるようになります。
期間もボカして書いてもいい
これは別の言い方をすれば「ボカす」と言うこともできます。
一般的には引き寄せにおいては「具体的に!」ということが言われます。それと相反することですが、この「ボカシ」も自由自在に使えると、引き寄せの自由自在度が高まっていきます。
この「ボカシ」は期間においても使うことができます。
たとえば、「来年の7月までに○○を実現したい!」というのがあるとしましょう。
そのときに、設定した最初はいいものの、次第に心が重くなってきたり無理じゃないかと強く感じるようになってきたら、期間をボカしてOKです。
例えば「3年以内に〜」とか「遠からず〜」とか、そんな風にしてもOKです。
自分の無意識のエネルギーを細々とでもいいからどれくらいその引き寄せたい対象に対して送り続けることができるか、が重要です。
あまりにもドキドキしちゃって焦りすら感じちゃうような期限設定にして、「太くドカンと!」心のエネルギーを送るのがむずかしくても、ボカすことによって「細く長〜く」心のエネルギー、無意識のエネルギーを送ることができればそれでOKです。
で、引き寄せたいものが自分に近づいてきたと感じる出来事があったり、心のハリやタフさが出てきたタイミング、セルフイメージが一段階育ったときにまた書き直せばOKです。
ここら辺ついてはまだまだ挙げたい具体例(こんなすごい引き寄せがしたい!でもできない!どうしたらいい?〜ヒト編〜など)があって書きたいのも山々なのですが、終わる気配がなくなっちゃうので今回はここまでとしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気になったところや意識しておきたいと思ったこと、今回の話をきっかけとして得た気づきなどは簡単でいいのでお手持ちの携帯のメモ帳やお手持ちのノートにちょろちょろっとメモしておいてくださいね。引き寄せ力の向上とマスターが早くなります。