いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、引き寄せの法則とセルフイメージの関係についてお話ししていきたいと思います。
この2つは非常に密接に関係しているので、この関係性の理解を深めることは、引き寄せる力を高めていくことに繋がっていきます。
Contents
セルフイメージのおさらいと2つのセルフイメージ
セルフイメージというのは、文字どおり「自身の像」という意味であり、もっと平たく言えば「自分は自分をどんな風に思っているか?」ということです。
ちなみに、このセルフイメージというのは、自分が気づいているものだけでなく、自分では気づいていない無意識的なものもあります。そして、この無意識的なものがセルフイメージ全体の8割を占めていると言っても過言ではないです。
それほどまでに、自分でも気づかないうちに『自分は◯◯だ』と思っていることがある、ということですね。
なので、『自分はどんなセルフイメージを持ってるんだろう?』という質問を自分の無意識に投げかけておくことによって、日常生活の中で起こる自分の感情に接した時に『ああ、こういう風に思ってたのか』と気づけるようになりますので、ぜひ「自分の気づいていないセルフイメージ」に1つずつ気づいてみてください。
この部分に関してはまた別記事にして詳しくお話しできたらと思います。
セルフイメージは引き寄せの向きと大きさを決める
さて、それではこのセルフイメージがどんな風に引き寄せに作用するのか見ていきましょう。
セルフイメージは引き寄せに対して2つの作用をもたらします。その1つが「引き寄せの向きを決める」という作用で、もう1つは「引き寄せの大きさを決める」という作用です。
セルフイメージが引き寄せにもたらす作用1:「引き寄せの向きを決める」
セルフイメージは「引き寄せの向きを決める」という作用があります。
たとえば『自分はなんだかラッキーボーイ(ガール)だ』と思っていると、『あ、やっぱりラッキーボーイ(ガール)だ!』と日々の生活の中で気づくことが多く、その気づきの貯金、実感の貯金によって「ラッキーボーイ(ガール)」にふさわしいことを引き寄せるようになってきます。
これはつまり「ラッキー」という向きを向いていることによって、その方向にむけた意識や無意識のアンテナ感度がよくなり、次から次へとそれを拾っては「ラッキー方向」へ行くようになるということですね。
また別の例を挙げれば、たとえば『自分は経済的に豊かになれる』と思っていると、経済的に豊かになっていくための情報や出来事、そういった人との出会いによく気づけるようになり、その気づきの貯金がさらにそういったものを引き寄せるようになります。
たとえば、自分は豊かになれると思っていると、豊かになっている人や豊かになった人のブログ記事がよく目に入るようになるでしょう。そして、その結果そういった人たちの考え方や言葉が自分の中に入ってきて、そういった考え方や言葉が次第に自分の口からも出てくるようになります。
そうなったとき、前向きで建設的な言葉や話が自分の中からよく出るようになってくると、友人と接するときに自分から出す話題も変わってくるでしょうし、それに合わせて友人から自分に対して振ってくれる話題も変わってきます。
そうすると、次第に自分の出向く先が変わったり、自分の表情や雰囲気が変わることによって、新しく友人になる人たちも変わってくるでしょう。
たとえば、普通に過ごしていて『なんかこの人は気が合いそうだな』とか『この人とは仲良くなれそうだな』ということを僕たちは一瞬で判断していますよね。
それと同じで、相手側も自分のことを一瞬で感じ取っているわけですね。なので、自分自身の表情や雰囲気が変わることによって、これまでとはまた違ったタイプの人たちも『この人とは仲良くなれそう』と思って声をかけてくれるようになります。
これはそれまでとはまた違った新しい友人となる人を引き寄せるということなんですね。
それによってさらに自分が普段考えたり話したりするテーマは変わっていきますし、耳に入ってくる話もどんどん変わっていきます。
このようにして、自分のセルフイメージの向き(今回であれば『自分は豊かになれる』という向き)で引き寄せが積み重なり、結果として実際に豊かになるということまで引き寄せが完了するんですね。
このセルフイメージの向きが異なれば、この一連の流れの向きが変わり、得る情報もできる友人も変わって、進む未来、出来上がる現実も変わってくるということですね。
セルフイメージが引き寄せにもたらす作用2:「引き寄せの大きさを決める」
セルフイメージが引き寄せにもたらす作用の2つ目は、「引き寄せの大きさを決める」ということです。
先ほどの話の中で『自分は経済的に豊かになれる』というセルフイメージがある場合の例をあげましたが、この例で言えば、ここには「どれくらい?」という量的セルフイメージがここにあるわけですね。(関連記事:『質的セルフイメージと量的セルフイメージ』(執筆中))
もちろん、大きければ大きいほどいいとか、大きければ大きいほど尊いということでもありません。どんな大きさであろうと、自分自身が楽しく深く味わうことができたなら、それで素晴らしいということはあります。
その上で、『さらにチャレンジしたいな〜!チャレンジを楽しみたいな〜!』と思ったときには、この「セルフイメージが引き寄せにもたらす2つ目の作用」も理解を深めておくと役立ちます。
話を戻しますが、たとえば『自分は毎月5万円が手元に新たに残っていくのが普通』という量的セルフイメージがあったとしましょう。
そうすると、『このまま行くと10万円余るな』というときにはいつもと変わらずショッピングに出かけるかもしれませんし、もしかしたらショッピングに出かける回数が無意識のうちに少し増えるかもしれません。さらに不思議なことに友人からのご飯の誘いが突然くることもあるでしょう。
一方で、『このまま行くと4万円しか残らないかも』となると、自然と買い物に出かける頻度が抑えられたり、外食が減って自炊が増えるかもしれません。
これは「残るお金に関するセルフイメージ」の一例ですが、「得るお金に関するセルフイメージ」も同様にありますし、今挙げたようなお金の例に限らず、例えば読書でも『自分は月に1冊は読めるな』というセルフイメージや『自分は月10冊は読めるな』というようなセルフイメージがあります。
例えばこの本の例で言えば、月1冊読める自分が、『もしかしたらもっと読めるかもしれない』と思うようになったとき、自然と「月5冊読んでる人」「月10冊読んでる人」のブログを引き寄せるようになりますし、実際に友人との会話の中で「え!◯◯さん、そんなに本読んでたの?!知らなかった!」という旧友からの新たな話を引き寄せる結果となります。
このように、自分のセルフイメージによって引き寄せるもののサイズが変わっていくんですね。
これは身近な例で挙げましたが、少し大きな話になってもこれは同様です。
例えば僕自身も、かつてはセミナーをやることやラジオに出ることは自分にとって身に余るほどの大きなことで、自分にできることとは思ってもいませんでした。
ですが、『もしかしたら自分にもいつかできるのかな』とセルフイメージが育ったとき、すでにセミナーを開いている人の存在を知ったり、そんな人とのご縁ができたりしていきました。
そうして、そういった中でさらにセルフイメージが育ち、気づいたら毎月自分でセミナーを開けるまでになっていたりしたんですね。
これはラジオのときも同じで、ラジオも昔は全く想像できなかったことでしたが、セルフイメージが少し育ったとき『いつかちょこっとでも出れたらいいな』なんて思えるようになり、その先で友人がラジオ出演したという話を引き寄せ、さらに身近に感じられるようになり、自分のお客さんでラジオパーソナリティも務める方を引き寄せ、気づいたら出演することになっていました。
このように自分のセルフイメージによって、引き寄せるもののサイズ感はその都度異なり、しかしながらその1つ1つをしっかりキャッチして、引き寄せの実感の貯金を貯めることによってさらにもう一回り大きな引き寄せができるように引き寄せ力が高まっていきます。(関連記事:『引き寄せ力を高めるための基礎〜実感の貯金の話〜』)
ということで、今回はセルフイメージと引き寄せの関係性についてお話ししてきました。
よろしければ、先に紹介した関連記事や以下の関連記事も合わせてお楽しみください。
それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。