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先日の記事の中でも少し触れた「量的セルフイメージと質的セルフイメージ」というお話をお届けしたいと思います。(先日の記事『引き寄せとセルフイメージの関係』)
セルフイメージというものは、非物質的な性質が強いのでなかなか捉えることがむずかしいのですが、たとえば今回の「量的セルフイメージと質的セルフイメージ」という角度から見てみることによって、自分のセルフイメージをより明確に捉えやすくなります。
そして、それによって自分が無意識のうちにどっちの方向を見ているのか捉えることができ、自分の無意識の軌道修正やそれによる望みの実現にお役立ていただくことができます。
Contents
量的セルフイメージと質的セルフイメージ
セルフイメージというのは、文字どおり「自分のことを自分がどう思っているか?」ということです。ナポレオンヒルの『思考は現実化する』という有名な本もありますが「自分はこうだ」と思っているそれ(=セルフイメージ)もまた、実現していく性質があります。
ただ自分が自分をどう思っているか、自分自身に対してどういうイメージを持っているかというのは、それらが自分の無意識下にあることも多く、なかなか気づくことが大変だったりします。
さらに「自分のことをどう思っているか?」というのは、これ自体が非常に"フワッと"していて抽象的なもののために、つかむことの難しさがあります。
そんなときに1つの切り口として「量的セルフイメージと質的セルフイメージ」という視点から見てみると、自分のセルフイメージを発見しやすくなります。
量的セルフイメージとは?
量的セルフイメージとは、主に「数や大きさ」に関するセルフイメージですね。
たとえば、『自分にふさわしい友達の数は10人くらいかな』とか『自分に楽しめる趣味の数は2個かな』とか『自分が得られる収入はこれくらいかな』とかですね。数字などで表すことのできるものです。
そのほかにも『自分のBMIはこんなもんだ』というのも1つの量的セルフイメージですね。笑
具体的に考えてみたいときには、「お金」「人(家族・友人・仕事関係の人)」「健康」「趣味」「ライフスタイル」という5つのカテゴリーにわけて、それぞれ自分の量的セルフイメージを感じてみるといいかもしれません。
量的セルフイメージの変化は、現実世界における量的変化を主にもたらしてくれます。
質的セルフイメージとは?
質的セルフイメージとは、数などで表現できないセルフイメージですね。
たとえば、『自分はせかせかしてしまって落ち着きが持てない』とか『自分にこんなきらびやかな空間は似合わないかな』とか『自分は割とすぐに人と打ち解けることができる』とかですね。
そのいずれも、数字では表現できない質的なものです。
この質的セルフイメージにおいても、「お金」「人」「健康」「趣味」「ライフスタイル」というカテゴリーにわけて考えてみるとより考えやすくなるかもしれません。
質的なセルフイメージの変化は、現実世界における質的変化を主にもたらしてくれます。
混沌としているときにのこの2つのセルフイメージの点検
今、簡単な例とともに量的セルフイメージと質的セルフイメージという2つのセルフイメージのお話をしました。
なかなか思うように現実が変わらないとき、なんだか混沌としているとき、あなたのセルフイメージを一度見てみること、感じてみることが1つの突破口となるかもしれません。
そんなときに、漠然と「セルフイメージ」として見るだけでなく、『量的セルフイメージはどんな感じなんだろう?』『質的セルフイメージはどんな感じなんだろう?』というようにぜひ見てみてください。
そうすることによって、より具体的に自分のセルフイメージの点検をすることができます。そしてそれが、自然と自分のセルフイメージの変貌やその先の現実の変化へと繋がっていきます。
ということで今回はサクッとお届けしましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ、以下の関連記事も合わせてお楽しみください。