ご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは
「あなたの心の経験は人の役に立つ」
です。
自分が生きるために磨いた力、
磨かざるを得なかった力、
自分の「心の経験」が
人の役にも立つという話です。
そして、それによって、
ご縁のあった人からの
「ありがとう」
という感謝の言葉をはじめとして、
さまざまな豊かさが巡ってくるようになります。
自分のために(知らぬ間に)磨いた力や
その過程で培った「心の経験」は
人のためにも使えるようになると
世界が広がります。
Contents
自分のために磨いた力と「心の経験」は本物
人は生きていく中で、日々の生活の中で
様々な出来事を経験します。
そしてそれは人によって違います。
もし仮に、ほぼ同じ出来事を経験したとしても、
その出来事での悩み方や乗り越え方、
精神的葛藤の道のりは人によって異なります。
そんな風に、人によって出合う出来事が
異なることはもちろん、それぞれの出来事への
対処法や乗り越え方まで異なるので、
人それぞれにその過程で身につけた
千差万別の「力」や培った「経験」があります。
その人の個性の宿る「力と経験」があります。
多くの場合、自分が何とかそれを乗り越えた後、
それは「自分自身の経験」として「自分の中」に
そっとしまっておしまいになります。
自分自身はもう次のステップにいたりして
次のものが目に入っている状態なので、
「過ぎ去ったもの」として気にならなく
なっていたり、何事もなかったかのように
忘れ去ってしまっていることも多いです。
でも、自分の問題や課題、テーマとして
自分が向き合った物事や出来事は
「本物」であり、その過程で身につけた
知識、磨いた力やその中での葛藤などの
「心の経験」は「本物」です。
もしも仮にかつての自分と全く同じ状況の人が
いなかったとしても、それに近い人はきっといます。
そして、なかなか突破口を見出せなくて
もがいている人がいます。
そんな人にとって、
あなたの「本物の力と経験」は
一筋の光になるかもしれません。
それは「本物」だからです。
それを実際に経験した
あなたにしか伝えられない「本物の話」
だからです。
半径1mでやってたらカリフォルニアまで届いた
僕は悩みがちな性格であれこれ考えすぎて
しまうところがありました。
あらゆる「リスク」とか必要以上に考えすぎて、
何か新しいことを始めることも苦手で、
かと言って誰かに相談することも苦手。
ただ、その過程で否が応でも磨かれた力と
得られた心の経験がありました。
・こんなタイミングでこんな言葉に触れるときつい
・こんなときにはこんな言葉が欲しい
・こういうときにこういう捉え方をすると救われる
・心を軽くして結果的に行動まで軽くなる方法はこれだ
など、培ったものがたくさんありました。
ただ、自分自身ではその渦中にいるときには
それどころじゃない〜なんて感じですし、
その次のステップにいる頃には
『こんなの、別に大した話や経験じゃない』
なんていう風に思っていました。
でも、僕の中に
『話をすること、聞くことで
いつか人の役に立てたら嬉しい』
『いつかそれがお仕事になったら嬉しい』
なんて希望、夢がありました。
『10年後とかに少しでも叶ったらいいな、
始められたらいいな』
とぼんやりと思っていました。
そんなときにやっていたのは
「身近な友人たった1人」
に自分の学んだことや自分の心の経験を
伝えることでした。
・こういう考え方があるらしい
・自分もこのときこんな風に思った、悩んだ
・でもこう考えたら少しずつ良くなった
・今ではこうなれた
なんてことを話していました。
最初の最初は「本の受け売り」です。
いい話を読んで、自分が心が軽くなったり、
心が明るくなった経験に基づいて、
その話を共有するということでした。
次第に、そこに自分の経験も付け加えて
話せるようになったという感じです。
そんな風にしていたらその友人が
友人を紹介してくれるようになったり、
またその友人が友人を紹介してくれるように
なったりしました。
でも、これも全然「お仕事」ではありませんでした。
お仕事ではなかったのですが、自分の経験や自分の話、
自分の考え方や解釈が役に立っていること、
喜んでもらえていることがただただ嬉しかったです。
それは十二分な「報酬」でした。
そんな風にやっていたら、いつしか
「200円」もらえるようになったのです。
その200円も厳密に言えば「場所代」なので、
実質「0円」なのですが、たとえ僕自身は
お金を直接もらっていなくても
その人から「時間」をもらい、
お金を出してもらっていることに
ドキドキとヒヤヒヤがありました。
でも、そこには大きくて深い、
これまでに味わったことがないような
喜びがありました。
そして気付けば、
半径1mの世界で身近な友人の役に立つ
というところから始まった僕のその世界は、
太平洋を越えて8600km先のカリフォルニアの
人の役に立つという世界になっていました。
半径1mからはじめてカリフォルニアまで、
この間わずか約4年の出来事でした。
カリフォルニアのピアノ教室の少年少女
その方はカリフォルニアでピアノ教室を
経営していらっしゃいます。
そして数多くの生徒さんを抱えて、
音楽を通して様々なことを伝えていらっしゃいます。
その方から教室の生徒さんたちのやりとりや
教室内での話を聞くことを通して、
間接的にでも地球の反対側と
繋がれていることに言葉にならない
感慨深さを感じました。
カリフォルニアはもちろん、
世界各地の方や日本各地の方との出会いは
「半径1mの時代」からは想像できませんでした。
つい先日も、芸術的なとある洋菓子の世界で
世界TOP10入りも経験されている先生から
素敵なメールがありました。
その先生は「先生を生み出す先生」もされていて、
ついには「輩出された先生から先生が誕生」された
ということだったんですね。
その方からすると「お孫さん先生」の誕生です。
「世界TOP10入り」と書いてしまうと
ちょっと距離感を感じてしまうかもしれませんが、
本当に数年前までは「子育て中のママさん」
(今も現役ママさんですが)で、そこから技術を習得し、
腕を磨き、TOP10入りまで果たしたという経歴なんですね。
そういった経歴、経験も十二分に活かして
新たな先生を生み出し、その先生が先生を生み出し、
と素敵な連鎖を生み出されています。
ご縁のあった人に光をお裾分けされている
とても素敵な方だなあと思います。
まだまだ書ききれない本当に素敵なご縁が
たくさんあって、それも本当にすべては
「心の経験」を「半径1m」で伝えることから
始まっています。
半径1mにいた親友は今や日本各地を飛び回っている
僕が半径1mから始めたそのときに
その「半径1m」にいた友人(親友)は
いつしか日本各地を飛び回るコンサルタントに
なっていました。
彼もまた、「半径1m」から話を聞くこと、
話をすることから始めて、
今では新幹線や飛行機で
会いに来てもらえるまでになっていたり、
彼自身が新幹線や飛行機で日本各地に
飛び回って活躍しています。
主婦や学生の方からクライアントさんのご兄弟や
息子さん娘さんまでフォローしていたり、
元日本一のトップアスリートや個人起業家、
経営者さんまで幅広く相談に乗って活躍しています。
彼の姿を通しても「半径1mから」の可能性を
改めて感じることができました。
あなたの心の経験を半径1mから手渡ししてみよう
どんな人でもできる、誰でもできる、とまでは
僕は言いません。言えません。
でもきっとこの記事を読んでくれている人は、
この記事までたどり着いてくれた人は、
たくさんの「心の経験」をされてきた人
なのだと思います。
なので、あなたの未来の選択肢の1つ、
未来の可能性の1つとして今回の話を
受け取っていただけたら嬉しいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。