ご覧いただきありがとうございます。
先日は、「メンターとは何か?」ということと、「メンターの探し方、見つけ方」のおおまかな全体像をまとめてお話しました。よろしければ、こちらも合わせてご覧ください。
(参照:『経験者が話すメンターの探し方、見つけ方』)
今回の記事では、メンターを探し、学ぶときのスタイル(学び方)について、僕なりにお話ししたいと思います。
Contents
メンターは直接でも間接でもOK
まず、これは『ユダヤ人大富豪の教え』などで有名な本田健さんなどもおっしゃっていますが、メンターは必ずしも「直接教えてくれる人」でなければならないということはありません。
メンター(師匠)というと、付きっ切りで色々なことを教えてもらったり、定期的に直接会って教えを頂いたり、そういうことをしてもらえる人というイメージもあるかもしれませんが、「直接会えない」人でも立派に、メンターとして学ばせていただくことはできます。
最小の直接と豊富な間接を織り交ぜたスタイル
例えば、これは実際にかつての僕の話ですが、僕は初めて起業したいと思ったとき、『この4年の学生生活中に起業したい』と思っていました。
なので、僕は「メンター」を探すときに、「学生中に起業して成功している人」ということで、絞って探すことにしました。
30代の上場企業創業者とのご縁
その結果、学生中に起業して、200人の社員を抱えて会社経営されている30代の経営者さん(その数、上場)のインタビューをネット上で見つけたので、その方の会社の問い合わせフォームから、そのインタビュー記事の感想を添えて、「ぜひ一度お話を聞かせていただけないでしょうか!」という無茶なお願いをしました。笑
これは本当に運が良かったのですが、その方の秘書の方から後日お電話をいただき、何とお会いしていただけることになりました。そして、実際に、2時間に渡って東京のど真ん中にある高層ビルのオフィスの社長室でお話を聞いたり、聞いていただいたりすることができました。
この話はまたいつかできたらいいなとも思うのですが、この方に直接お会いしたのはその一度でしたが、今では本当にありえないというか、図々しく何してんだ(笑)とも思うのですが、20歳という若気の至りでしょうか、その後も、度々メールをさせていただいて、親身に相談に乗っていただいたり、定期的にメールで間接的にアドバイスを頂いたりしていました。
形式問わず、学びになる
たとえばこの場合は、直接会ったのは「1回」ですが、その後、メールという「間接」的手段で度々助言をいただいていたわけですね。
一番最初にメンターという概念を知ったときは、僕も、『付きっ切りで密着して学ばさせていただくことこそがメンターに学ぶということだ!』というようなイメージがあったのですが、このように、直接間接織り交ぜて様々な教えをいただく中で、『どんな形でも、本当に学びになる。学びにおいて形式は関係ないんだ』ということを実感しました。
なので、メンターから学ぶと言っても、こういった形で直接会う機会は少なくても、様々な形で学ぶことができれば、十分にメンターと仰いで学ぶことはできます。
もちろん、このケースのように直接機会を作ってもらって、1対1でゆっくり学べなくても、例えば講演会やセミナーに行って、ほんの少しでも質問をさせてもらって学ばせてもらったり、その人が運営するコミュニティに参加してグループチャットなりで学ばせてもらったり、そういった形でも立派にメンターから学ぶということは果たせます。
「本」を通してメンターと仰いでもいい
間接的に学ぶことの代表格と言ったら、「本」でしょうか。
「本」を通して自分の憧れの人や理想とする人から学ぶことも、立派なメンターから学ぶということになります。
たしかに、本で学ぶということは、直接的に学ぶことよりも、インパクトが小さかったりすることもあるかもしれませんが、その分、気軽に学びやすかったり、人によっては本という形の方が精神的にリラックスして学ぶこともできると思います。
メンターというと、「師弟関係」といったニュアンスも感じるので、お互いに『教え子だ』『メンターだ』とお互いを認めていないといけないようにも感じるかもしれませんが、そんなことはなく、一方的にこちら側が心の中で「メンター」と仰いでいてもいいのです。
直接会ったことはないけど、『この人は自分にとってのメンター』と思って、学ばせてもらってもいいのです。
その他にも、自分が学びたいと思った人のセミナー音源、講演会の音声や、今ならYouTubeなどもありますので、YouTubeで音声を公開している人であれば、YouTubeでも学ぶことができるでしょう。
このように、「メンターから学ぶ」と言っても様々な形式があり、どのような形式で学んでも良く、そのときの自分に可能な形で学んだり、自分に合ったスタイルで学ぶといいと思います。
どんな形で学んでいるにしろ、堂々と胸を張って学びましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
メンターの探し方、見つけ方の全体像の復習はこちらでできます。
メンターから学ぶという「行動」をする際にも心のエネルギーが必要になりますし、もしかしたら『直接学びたいけど、自分に自信がない』と思うこともあるかもしれません。そんなときに、自分の心に力を与えてくれる話です。
>>『自己肯定感を確実に高める方法〜大人でも大丈夫、9900通のメールからわかったこと〜』