折れない心の作り方〜ことばノートがこころを救う〜

2017年11月5日 2017年11月5日

ご覧いただきありがとうございます。

これまでにも「折れない心の作り方シリーズ」は何本かお届けしてきました。(参照：第1弾『折れない心の作り方【7年の実践歴と9900通のメール】』)

やりたいことを見つけるにしても、見つけた後にトライするにしても、人間関係の中のコミュニケーションにおいても、この心が出来上がると、見える世界も行ける世界も変わってきます。

「こころ」について、これからも日々お話ししていきたいと思いますが、それらが1日1日を生きていくこころの糧に少しでもなれたらうれしいなと思います。

それでは、今日の本題です。

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「ことば」も資産の１つ

資産イメージ画像

「資産」というものはお金のみならず、車や家、株、宝石や貴金属など、さまざまなものがありますが、「ことば」もまた、立派な資産の１つになり得ます。

場合によっては、「ことば」という資産は、様々な資産を生み出す根源的な資産になるかもしれません。

たとえば、何か新しいことに挑戦したいなと思ったとき、１歩踏み出すための勇気につながる「ことば」があるかもしれません。

また、こころが折れそうになって、枯れそうになって、あらゆるものがイヤになりそうになったとき、そのこころに栄養や潤いを与えてくれる「ことば」があるかもしれません。

そういった「ことば」があれば、その時々で自分の「目に見える行動」を目に見えない形でバックアップしてくれて、結果的に「目に見える様々な資産」ももたらしてくれるかもしれません。

しかしこの「ことば」、日々の生活の中で不意に出合うことが多いのですが、出合ったその多くの言葉は記憶から流れ去ってしまいます。

お金は「銀行」や「貯金箱」といったところに入れていく習慣があるので、残りやすいのですが、言葉においてはなかなかそういった習慣がないものです。

お金を手元にずっと置いておくよりも、銀行に預けておいた方が残りやすいのと同じように、言葉も預け先があると残りやすいかもしれません。

もしも、「ことばの銀行」を自ら用意することができて、それまで8割が流れ去って2割しか記憶に残らなかった自分のこころに栄養をくれる言葉が、「8割」残るようになったら、どんな日々や未来になるのでしょう。

たとえば、1年間で100の魅力的な言葉やフレーズに出合っていたとしたら、今までは「20以下」しか残らなかったものが、「ことばの銀行」があったら「80」も残るようになるかもしれません。

そして何かこころが重くなったとき、行き詰まりを感じたとき、四面楚歌に感じたときに、「20のことば」の4倍の「80のことば」がそこにあると、もしかしたらこれまでよりずっと楽にかろやかにこころを軽くすることができるようになるかもしれません。

また、「ことばの銀行がある」というだけでも、目に見えない安心感をずっと感じながら日々の生活を送っていくことができるかもしれません。つまり、その銀行からことばを下ろしても下ろさなくても、その存在があるというだけで、安心感という力をくれるかもしれないということですね。

そして、その「ことばの銀行」はだれにでもシンプルに簡単に作ることができます。それが、出合った言葉を書き貯めていく「ことばノート」を作ることです。

この「ノート」を持ち歩いて、それにその都度書き込んでいってもいいかもしれませんし、出先ではiPhoneなどにメモを残して、その日の夜に家に置いてある「ノート」に書き写すというスタイルでもいいかもしれません。

または、ネット上で出合ったことばをスクショして、「ことばのアルバム」をiPhone内に作るというのも１つの手かもしれません。

いずれにしても、『そうか、これが銀行の１つか』、『おお、言葉が貯まってる、着々と残高が増えてる(笑)』なんて思いながら貯めていくと楽しいかもしれません。笑

自分の自信を守ったり、積み上げたりしていくことはなかなかむずかしいことだったりします。

場合によっては、目に見えるものや形あるものを得ることによって自分の自信としていくこともあるかもしれませんが、必ずしもそれらが得られるとは限らず、失わないとも限らない中で、自身の拠り所としていくことは少々あぶないことかもしれません。

そんな中で、「ノート」に「ことば」という形がありそうで形のないものを貯めて力にしていくことができると、それは強力なこころの支柱になります。形のないものを自信に変えていける力は何よりも強力な矛となり、盾となります。

それが極まった先では、『すべてを失ってもこのノートがあれば復活できる』という最小の形ある所有で最大の揺るがない自信を得ていることもあるかもしれません。

今後のお役に立つことがあったらうれしいです。
それでは、最後までお読みくださってありがとうございました。

折れない心の作り方シリーズはこちらからお読みいただけます。
＞＞『折れない心の作り方【7年の実践歴と9900通のメール】』

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