ご覧いただきありがとうございます。
今回の話は、
聞いてしっかり心の中にしまっていただくと
「自分の心を守りながら
自分の個性やオリジナリティも育んで
成功できる」
話です。
2つの矛盾する話「素直になれ」と「自分の頭で考えろ」
『成功するためには、
上手く行っている人の話を
素直に聞きましょう』
『自分でしっかり考えて行動しましょう』
この相反する2つの話を耳にしたことは
ありませんか?
僕はこれまで何度もこの相反する2つの話を
耳にしてきました。
そして何度も迷ってきました。
『人に素直に聞くべき?』
『自分で考えるべき?』
こんな風に迷いました。
さらに、
『これは自分で考えてるから
うまくいかないのか?』
『今は何となくモヤモヤして
人に素直に聞けない、
何か抵抗感がある』
これらのことが心の中を
ぐるぐるしたことが何度もあります。
もしかしたら、
今これを読んでくださっているあなたにも
これまでに同じようなことが
あったかもしれません。
もしくは、
今まさにそうなっていたり、
これからそんな悩みと出合うことが
あるかもしれません。
今日の話はそれを解決する話です。
心にあるリズム「鎖国開国リズム」
僕らの心には
「リズム」
があります。
それは
「鎖国開国リズム」
です。
鎖国している時間があって、
開国している時間があります。
「鎖国時間」と「開国時間」があります。
でも、これはどっちが良くて、
どっちが悪いということではありません。
それぞれに、
それぞれの良いところがあります。
開国時間の僕たち
「開国時間」(開国時)は、
僕らの心はオープンに開いています。
素直にいろんなことを受け入れられる、
吸収できる姿勢になっています。
そんなときはぐんぐんいろんなことを
吸収できます。
鎖国時間の僕たち
一方で「鎖国時間」(鎖国時)は、
僕らの心は静かに閉じています。
なかなか人の話を素直に聞けなかったり、
仮に思うように行っていなくても、
どうしても自分なりに考えたり
試したくなります。
鎖国時間は「独自文化=個性」を育ててくれる
こうなると、
「開国時間」=○
「鎖国時間」=×
と考えたくなります。
でも、実は「鎖国時間」は
僕らに「味」をくれます。
「人間的深み」をくれます。
「個性」を伸ばしてくれます。
江戸時代の日本は鎖国で独自文化が発展した
江戸時代、
日本は鎖国していました。
ペリーがやってきて、
「開国してよ!」
ということで開国しました。
これは学校でも習うすごく有名な話です。
でも、この「鎖国」しているときに、
日本は独自の文化を発展させたと
言われています。
というのも、
鎖国していると外部の情報が
入って来ないわけです。
その結果、
どんどんと独自路線で
「日本流」で
文化が発展していくんですね。
そしてそれは日本の「個性」となるわけです。
個人レベルでも同じ
これは「国レベル」だけでなく、
僕たち「個人レベル」でも言えると思います。
確かに、すでに上手く行っている人の
やり方や考え方を学ぶことは大事です。
学んで実践することは大事です。
でも、そうわかっていたって、
『どうしても今は自分なりに
やってみたい』
『どうしても聞く耳を持てない』
『素直になれない』
というときだってあります。
そんなときは、
そんな風に思う自分の
「我(ガ)」を否定することなく、
「『我(わ)』が『まま』」
にやっていいのです。
そうして過ごす時間は
きっと自分の個性や自分らしさを
育ててくれます。
たっぷり自分流/自己流を味わってからでいい
そしてひとしきり味わって満足した後で、
気の向きが変わったときに
誰かの何かを学んだり
真似て実践したらいいのです。
鎖国時間も、開国時間も、
同じように貴重で大切な時間です。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。