ご覧いただきありがとうございます。
自己肯定感を高める方法についてこれまで記事にしてきました。そして、気づいたら自己肯定感シリーズとも呼べるくらいに自己肯定感に関する記事が仕上がっていました。笑
僕自身、おそらく最も時間を割いた部分、いろいろ考えた部分の1つ、という感じでそれゆえにここに関して書きたいことが色々あるんだろうなと思います。
自己肯定感シリーズ第1弾はこちらから読めます
>>『自己肯定感を確実に高める方法〜大人でも大丈夫、9900通のメールからわかったこと〜』
そして、これまでは比較的、全体的な考え方などを中心に話してきましたが、今回は「超具体的」に1つの事例を挙げてお話ししていきたいと思います。
「事例」というと、なんだか立派に聞こえるかもしれませんが、蓋を開けてみたら「おい!」となるような話ですが、ご了承ください。笑
今回の話は、「健康のためにジュースではなくて、水を飲む習慣をつけたい!」と思った場合の自尊心を高める方法、自己肯定感を高める方法ということで、お話ししたいと思います。
Contents
刻んで刻んで刻んでOKという世界への入り口
ジュースをガブガブ飲む少年少女時代。
しかし、年齢を重ね、ジュースの飲みすぎによる糖分の取りすぎが気になりだす。
そうして、「よし、水を飲もう!」と決心するも、自販機を目の前にすると、自分の右手は意図せずして、純白に輝く魔法のジュース、カルピスのボタンを押してしまう。
そして、『くそっ、今日もダメだったか…、なんでなんだ!!!』と思ってしまうことが、あなたにもあるかもしれません。もしかしたら、昨日まさにそんなことがあなたの身にもあったかもしれません。
0か100かという「ゼロ百地獄」
このときの脳内をみてみると、実は、「カルピス or 南アルプスの天然水」となっていたりします。
そう、つまり、「ジュース or カルピス」という選択肢になっているんですね。
もちろん、「ジュースではなく、水を飲む習慣をつけたい」と思っているのですから、それは当然のことかもしれません。
でも、こうなると、それなりの気合いが必要になってしまったりします。
どういうことかというと、『今日は水を飲むぞ!!!(ゼーゼー…』というように力みが生まれてしまいやすいということですね。
そうすると、もし仮にその瞬間にそれができたとしても、『ああああ!やっぱり自分には無理だ!!』とそののちに大きな反動を引き起こし、カルピスにカムバックし、『自分にはやっぱり無理だ…』という観念を自分の中で強めてしまうことになりかねません。
そうして自信を逃していくケースは非常に多いです。
このように突っ込んでバチコーンとぶつかっていって、そして打破して、力づくで自信をつける、意識を変えていくというのも1つの手段としてはあるのですが、そうではないルートもあるんですね。
ヨーグリーナ導入法
それが、ヨーグリーナ導入法です。
ヨーグリーナって、水だけど水じゃない、ジュースに近い水です。サントリーの南アルプスの天然水がベースになった水に近い飲み物です。
ただ、これってあくまで水に「近い」だけであって、完全な水とは言えず、「糖類」がしっかり入っているんですね。見た目は完全に水なのですが。
で、自分にちょっと厳しい人だと、「こんなん水とは言わん!!甘い!!(いろんな意味で」となると思います。「こんなんジュースじゃん!ジュースと変わらないじゃん!」と。
でも、僕はここがポイントだと思っています。
ジュース率
ジュース率という謎の指標があったとします。
そのとき、カルピスは当然、ジュース率100%です。
一方の南アルプスの天然水は、ジュース率0%です。
そして、ヨーグリーナは(内容や見た目など諸々含めた)ジュース率30〜50%としましょう。
まずは、この30〜50%くらいのジュース率のものに挑戦して、そののち、慣れてきたら、少しずつジュース率100%のものも紛れ込ませていくという形でいいんじゃないかな、ということです。
ケース1〜MAX!アクセル全開!100%!〜
週5でカルピスを飲んでいて、ある日突如として、週5で南アルプスの天然水にする、と決意をする。そして、挑戦をする。
「週5カルピス→週5南アルプスの天然水」
もちろん、例えば気合いと根性で3週間これを続けることができたら、「習慣」になるのかもしれませんが、その場合、それまでは気合いが必要であるということと、思いっきり逆方向(ジュース率100%→0%)に引っ張ることによって起こり得る大きな反動(やっぱ、無理!もう無理!そして水から遠ざかる)というリスクがあります。
ケース2〜アクセル30%〜
週5カルピスから、週4カルピス・週1南アルプスの天然水という方針転換を決定し、実行する。
「週5カルピス→週4カルピス・週1南アルプスの天然水→週2カルピス・週2南アルプスの天然水→…」
この場合、ケース1と比べて、抵抗感少なく、トライすることができると思います。少しずつの移行なので、ケース1に比べると多少時間はかかるかもしれませんが、確実性は高まります。
ケース3〜アクセル17%〜
週5カルピスから、週4カルピス・週1ヨーグリーナという方針転換を決定し、実行する。
「週5カルピス→週4カルピス・週1ヨーグリーナ→週2カルピス週2ヨーグリーナ→…→週1カルピス・週4南アルプスの天然水」
この場合、ケース1やケース2に比べ、抵抗はより少なくなります。生まれる抵抗があるとすれば、『このヨーーグリーナ、厳密には水じゃないし、意味ないんじゃないか』という自分の中での葛藤でしょう。
ただ、ここで『いや、これも水だよ、完璧な水ではないけどさ、自分よくやれてるよ!1歩進んで成長してる!』と言ってあげていいんじゃないかな、と思うんですね。
過程99%
結果が出るとき、つまり「達成」のときというのは「一瞬」です。
「達成」の瞬間というのは、一瞬です。
目標達成において、
過程が99%、達成の瞬間は1%と言ってもいいかもしれません。
人間はよくもわるくも「慣れ」というものがありますので、すぐに「達成感の喪失」に向かってしまうわけですね。
もちろん、それがあるから、どこまでも向上心を持って自分自身を磨き続けられる、向上し続けられる、成長し続けれられるというのもあると思います。
でも、よほどメンタルがタフな人以外、自分に鞭を打ち続けて「達成の一瞬」だけで心を満たそう、回復させよう、潤わせようとすると、なかなか身も心も持たなかったりします。
99%の過程の中に達成を
ではどうしたらいいか、と言ったときのポイントが、「99%の過程の中に達成を見つける」ということなんですね。
もう少し言えば、「『準』達成」を見つける、と言えるかもしれません。
今回の例で言えば、通常なら、「水100%になるか、ならないか!ならねば意味ない!」ということになるかと思いますが、そうではなく、ヨーグリーナを挟む、ヨーグリーナを挟んでもいい、ヨーグリーナでも自分を認めてあげる、というように「ヨーグリーナへの移行」を「準達成」と位置付けて、それも「達成の1つ」として喜んでOK、自分を認めてあげてOK、ということですね。
締め付けてエネルギー化するか、ゆるめてエネルギー化するか
自分を締め付ける方向性で、自分を締め付けてエネルギーにするのではなく、自分をゆるめる方向性で、ゆるみによってエネルギーを醸造していく、というスタイルですね。
オンドリャー!!って雄叫びをあげながら、自分に鞭打ちながら進める人もいると思いますし、その方がやる気が出たり、エネルギーが湧いてくるタイプの人もいると思いますが、もしそれが苦手だったり、むしろ逆効果になってしまう人は、こういった方向性、ヨーグリーナ的スタイルをぜひ構築してみてください。
そうすると、「準達成」の度ごとに、少しずつですが、自尊心、自己肯定感を高めることができ、「最後の大達成」以外でもそうやって高めることができますし、仮に「最後の大達成」ができなくても、自尊心や自己肯定感を高められたり、キープすることができ、自尊心、自己肯定感が「0or100」になりにくくなります。
じわじわとでも、着実に高くしていくことができます。
ぜひ、
『ヨーグリーナでもOKだ』
というところからはじめてみてください。笑
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
【自己肯定感シリーズ】はこちらから読めます!
>>『自己肯定感を確実に高める方法〜大人でも大丈夫、9900通のメールからわかったこと〜』
>>『自分を認めるための3つの方法〜ありのままの自分を認められるようになる〜』