「have to」発「want to」経由「have to」行き

ご覧いただきありがとうございます。

コーチングを少し学んだことがある方や自己啓発本をよく読んできた方やそういった発信をされている方のブログやメルマガを読んだことのある方なら、「have to と want to の話」は、一度は耳にしたことや目にしたことがあると思います。

Contents

どういう話か?〜have to と want to〜

どういう話かと言えば、「have to〜(〜ねばならない)」ということに囲まれた日々から、「want to〜(〜したい)」に溢れた日々にしていこう、行動を変えていこう、という話ですね。

苫米地英人さんが日本でコーチングを広めていきましたが(コーチングでは平本あきおさんも有名ですね)、その苫米地英人さんがコーチングを日本に広め始めたのが、約10年前くらいでしょうか。

もしかしたらそれよりもさらに前からそういった活動はしていたかもしれませんが、苫米地さんの著書の中で「コーチング」という言葉がタイトルに入ったものが初めて出版されたのは2009年です。

苫米地さんをはじめ、様々な活動によって、コーチングというものが日本に根付きつつあり、「コーチング」というキーワード自体も、現在では、googleで月間数万回レベルで検索されています。

書店に行っても、「コーチング」という名のつく本は多数見かけますね。

 

「やりたいことをやろう」という流れ

今お話ししてきたように、苫米地さんの活動や様々な方々のコーチング活動、コーチングの普及活動によって、世間に「やりたいことをやろう」「好きなことをやろう」というような流れができています。

およそ20年前に、アメリカでロバートキヨサキさんの『金持ち父さん貧乏父さん』という本が流行りました。また、その流れに乗って、今から15年ほど前に本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』も日本でベストセラーとなりました。ここに、コーチングの普及が相まってより加速しています。

現在、『ユダヤ人大富豪の教え』は累計で100万部を突破したそうです。

『金持ち父さん貧乏父さん』にしても、『ユダヤ人大富豪の教え』にしても、ビジネスオーナーや投資家などになって、労働時間と関係なく生まれる収入、不労所得的収入を作ろう、自由になろう、というようなことが中心テーマとして語られています。

特に、日本でベストセラー、ロングセラーとなった『ユダヤ人大富豪の教え』では、ビジネスオーナーになって時間的自由、経済的自由、精神的自由を作ろう、ということと合わせて「好きなことを見つけて、成功しよう」といったような主張がされています。

そして、実際にその『ユダヤ人大富豪の教え』の流れもあって、「好きなことをやろう!」「好きなことで成功しよう!」「好きなことをライフワークにしよう!」といったような流れが大きくなり、さらにそれを具体的にサポートする「コーチング」も活発になり、今では、「好きなことをやろう」「やりたいことをやろう」ということが広く言われるようになりました。

 

「やりたいことをやる」(have to 思考→ want to 思考)という思想が一般化してきた

そうして、「やりたいことをやる」という思想が一般的になってきて、「have to〜」よりも「want to〜」を選ぼう、そういう行動をしよう、そういう風に生きよう、という話もよく耳にするようになってきました。

また、コーチングの広まり始めや『ユダヤ人大富豪の教え』の出版初期の頃には、そういったことに憧れて「今から目指していく!」という人がとても多かったですが、今では、そういったことに憧れて「実現した」という人の割合も少しずつ増えてきています。

さらに、それら書籍が出版された後に生まれた世代、その時代にまだ小学生だった今の10代〜20代は、「自分らしく生きようとする」「自分の好きなことをやる」という思想がすでに幼い頃から馴染んでいるように感じます。

 

これから「次のhave to」へ

このように「have to(ねばならない)」で生きていくということから、「want to(やりたい)」で生きていくというように変わってきて、これからの時代は「次のhave to」に向かっていくように思います。

また、表に出て先導していく人たちはそういうことを中心に語っていくと思います。

「want to」の先の「have to」ですね。

これまでの「have to」というのは、漠然と「(社会的に)〜ねばならない」ということでしたが、そこから「あなたは何がしたいの?」という「(個人的)want to」に移ってきて、今後は「(社会的)want to」、そしてそれが発展して「(使命感的)have to」へと、全体は向かっていくと思います。

そうなったとき、「自分はこれをしたい」という気持ちを越えてその先で、「自分がこれをしなければ」と強く感じられる「使命」は何なのか、と探し始める人が増えていき、その方法が求められるようになってくると思います。

現時点の日常生活の中で行動の「want to」比率を高めつつ、「次のhave to」へ意識を向けて行きたいですね。

この「次のhave to」の見つけ方についてもまた今後書いていきたいと思います。

 

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

人生の時間の中の「want to」比率を高めていくために、「自分の好きなこと」や「自分のやりたいこと」を見つける方法はこちらでまとめています。よかったら、合わせて一度ご覧ください。

>>『すぐ試せる!自分の好きなことの見つけ方』

>>『無人島猿島への旅で見つける自分のやりたいこと』

 

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