感受性が豊かで心優しい人のための仲間の作り方〜たった1人でいい〜

いつもご覧いただきありがとうございます。

「仲間」という言葉を聞くと、思わず体や心に力が入ってしまう人もいるかもしれません。あんまりこの言葉の空気感自体を好まない人もいるかもしれません。

現に、今このお話をしている僕自身も正直、元々そんなに得意な言葉ではありません。

それでも、たった1人でも、唯一の仲間と呼べるような人ができたことは、自分で何かを始めて、そして作っていくときの精神的支柱となりました。

今回は、「感受性が豊かで心優しい人のための仲間の作り方」というテーマでお話ししていきたいと思います。

自分に仲間なんて作れるのかな、ちょっと不安だな、そういうの苦手なんだよなぁと感じる人に、ほんのりとでもお役に立ったら嬉しいです。

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「仲間」にもグラデーションがあっていい

「仲間」と言ったとき、どんなものがイメージされるでしょうか。もしかしたら、それはワンピースのルフィー達をイメージするかもしれませんし、サッカー日本代表や日本代表などスポーツチームをイメージするかもしれません。その他にも、サークル仲間、勉強仲間、セラピスト仲間、経営者仲間など、色々なものが浮かぶかもしれません。

ただ、こういった「仲間」という感覚や空気感が得意な人もいれば、あまり得意には感じないという人もいます。

1人で何か物事を淡々と探究することが好きだったり、あんまり人が多い集団だと気疲れしてしまうことがあったりしてしまう人もいるでしょう。

でも、「仲間は大事だ」「仲間が大事だ」という声を耳にしたり、そういったことについて語られている本を目にしたりする中で、『自分はこれでいいのかな?』と思うことがあったり、『自分もそうならなきゃ!』と思ったりすることがあるかもしれません。

もちろん、先に少しお話ししたように「仲間」ができることは精神的支柱になることもあります。ただ、「仲間」というものの感覚や概念は自分に合わせて自分の中で再構成しても大丈夫、「仲間」というものにもグラデーションがあっていい、ということを知っていただけたら少し楽になるかなと思います。

熱く語り合うのも仲間、静かに共有し合うのも仲間

何か夢や目標に対して熱く語り合い、お互いを刺激し、鼓舞し、高め合うのも素晴らしい仲間です。その一方で、燃えたぎった会話はないけれども、お互いの未来についてのささやかな願望についての静かな静かな会話だけれども、自分の内側のまだ柔らかい部分をじわりじわりと共有するようなそんな関係も素晴らしい仲間です。

人によっては、何かを一生懸命に熱く語ることを苦手と感じたり、できるかできないかわからない未来の目標や自分の考えなどを口外することに恐怖を抱くこともあるかもしれません。

そして、やっとのことで話せたそれが自分の思いの10%にも満たなかったとしても、それもまた立派な仲間の1つの形です。

大勢で一致団結するのも仲間、お互い個として距離を保っているのも仲間

また、そういった熱量というか熱さの点のみならず、「規模感」においても仲間にはグラデーションがあっていいものです。

先ほど挙げたワンピースの例やスポーツチームの例のように「仲間」というと、それなりの規模感が感じられることもあると思います。

ただ、別に仲間は多くなくてもいいのです。

先ほどお話ししたような静かな関係性で、さらにそれがたった1人であっても、それも仲間の形の1つです。

また、一致団結して1つの目標に向かっていくだけが仲間の形でもありません。お互いに全く別々の目標を持っていて、そのそれぞれの目標に対する行動も完全に別行動であって、お互いが「個」として独立した形の関係性であっても、それも素敵な仲間の形の1つです。

もっと言えば、お互いが仲間であるということを言葉にして確認し合っていなくても大丈夫です。何ならそれは『自分1人の勝手な妄想でもいいや』くらいの感覚からのスタートでもいいのです。

自分にあった「仲間感」、仲間感の近い人

人によって、どんな感覚が心地よいのか、どんな距離感が1番自分のエネルギーになるのかというところには違いがあります。どんな塩梅の「仲間感」が自分にぴったり合うか、という違いがあります。

またそれと同時に、望む「仲間感」が近い人もいます。

現に僕自身も、「仲間感」が近い人、「仲間」というものに対して持っているイメージ、望む関係性が近い人との関係を築いてきました。それは互いに「仲間」という言葉で確認したことがないような、ある意味では冷めたようにも感じるものかもしれませんし、数も全然沢山ではありません。

自分をダイナミックに変えたい、と思ったときに自分の空気感と全く合わないように感じる異質なところに飛び込んでみるのも、1つの荒療治として有効ですが、それができなくてもそれをしなくても、小さく小さく始められれば大丈夫です。

ということで、今回も最後までお読みくださってありがとうございました。よろしれば、以下の関連記事も合わせてお楽しみください。

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