ご覧いただきありがとうございます。
今これをご覧になっているあなたは、自分が嫌いで、自分を変えたいと思っていて、読んでくれているのかもしれませんし、そんな風には思ってないけど、なんとなく気になって開いてくれたのかもしれません。また、誰か身近な人のために読んでいるのかもしれません。
ここでは、「自分が嫌い」「そんな自分を変えたい」そんな風にがんばっているけど、どうしたらいいか見当がつかない、そんなときに役に立つ話をしていきたいと思います。
自分が嫌いで、自分を変えたいと思っているということ
いきなりこんなことを言われても、『なんだよ』って思われるかもしれませんが、『自分が嫌いで、自分を変えたい』と思っているとしたら、すでにその時点で「できている」ことが少なくとも2つあります。
認めること、それは怖いこと、簡単じゃないこと
『自分が嫌い』と思っているということは、『自分はこんなところがダメだ』というように思っている部分があるということですよね。
『自分はこんなところがダメだ』という思いが積み重なって、『自分が嫌い』となっているわけです。
で、僕は、「そんなことありませんよ、きっとそこダメじゃないですよ」と言いたいわけではなくて(だってそんなこと、自分のことを何も知らない見ず知らずの人に言われたって、信憑性のかけらもないですしね)、もしあなたの思う「ここがダメ」というところが、あなたの思うように「本当にダメ」だとしても、という話がしたいと思っています。
成長のためには失敗を認めろ、勝負の世界では負けを認めろ、と
ここで全く別のところの話を見てみたいと思います。
世の中にはいろんな世界があって、例えばビジネス界での成功を望む人、そういう世界、スポーツ界で日本一や世界一になることを目指している人、そして、そういう世界、色々な世界がありますよね。
そして、そういった世界でよく言われることにどんな話があるかな、って考えてみます。
そうやって考えてみると、1つ、よく耳にするセリフがあることに気づきます。
それは、「(とりあえず一旦)失敗を認めろ」「(とりあえず一度)負けを認めろ」というセリフです。
監督だったり、コーチだったり、上司だったり、先輩だったり、いろんな人から発せられることのある言葉ですね。これは今目の前の出来事を直視しろ、とも言い換えることができると思います。
普通はなかなか難しくてできないことだからこそ
で、なんでこの言葉をよく耳にするかと言ったら、「それが難しくてなかなかみんなできない」からですよね。
だれにでもできる、簡単な話だったら、そんなセリフが飛び交うことはないですよね。
そして、それと同時に、「それができたら大きな変化、進歩に繋がる」ということを言っている側は知っているから言ってるわけですよね。
それは向き合えている何よりの証拠、強さの証拠
では、ここで『自分が嫌いだ』『自分のこんなところがダメだ』と思っているという話に戻りましょう。
僕は、これって「(一時的にでも)その難しいことができている」「目を背けずに、しっかり直視できている、向き合えている」ってことなんじゃないかな、って思うんですね。
自分が嫌いだ、って思うときって、自分がど底辺にいるような気がしたり、数直線の「マイナス」のところにいるように思えたり、1歩も進めてないように思えたり、1段も階段を上がれていないように思えたりするのですが、実は「登れてた階段」が後ろにあるかもしれないんですよね。
たとえば、その1つが、僕はその「向き合えている」という部分なんじゃないかなと思います。
変えたいと思っているその思いは前向きさと向上心そのもの
そして、『自分が嫌い』だけじゃなくて、『変えたい』と思っているとしたら、それ自体が「前向きさと向上心の塊」なんじゃないかなと思います。
『そんなこと言ったって、嫌いな部分はあるし、何も変わってないし意味ないじゃん!』と思うかもしれません。
そうですね、そんなこと言ったって、嫌いな部分はあって、何も変わってないと思うかもしれません。
でも、その向上心って部分は、「その一部分」だけでも切り取って見てみたら、どうでしょう。
その前向きさの存在、その向上心の存在自体は、認めることはできませんか?
もちろん、どっちでもいいです。認められなかったそれでもいいです。でも、そんな「一部分」もあるのかもしれない、という「可能性」だけでも認められたら少し何かが変わるのかな、とは思います。
そんなすぐ変わんないけど、それでいい、それがいい
『自分が嫌い』だとかっていうのは、なかなか、そんなすぐに1秒2秒でどうにかなるものではないかもしれません。でも、ゆっくりでも、少しずつでも、一部分だけでも、何かが溶けて変わっていけたら、それでいいと思います。
爆発的に人気が出て、一気にブームになったものほど、ブームは長続きしにくいと言われます。
じわりじわり人気が出ていったものや、本当に一部だけど、一部のコアなファンにだけだけど、しっかり愛されているものは、長く愛される、長く続く、と言われます。
たとえ、今すぐには胸を張って『自分が好きだ!』とは言えなくてもいいと思います。
むしろ、今すぐに言えちゃったら危ないかもしれません。笑
少しずつしか変わらないこと、時間がかかってしまうことは、変わったその先では長続きする、ということかもしれません。
例えば今回の話を自分の中で反芻していくことも、1秒2秒でできることではないかもしれませんが、それは「未来の持続的効果」に繋がる第1歩だと思います。
今回の続きの話もまだありますが、それはまた後日まとめたいと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。