ご覧いただきありがとうございます。
今回はこちらの記事から派生して
お話をしたいと思います。
こちらの記事では時間や心の余裕を増やす方法を
2つ解説しました。
もちろん、これを実践する過程で最初は
ちょっと大変なところもあるかもしれません。
例えば、「人の力を借りる」という話であれば、
僕も最初はとてもドキドキしましたし、
ある意味ではむしろそのとき持っていた
「心の余裕」の一部を使った部分かもしれません。
ですが、徐々に慣れてくると、
圧倒的に時間と心の余裕が増えます。
そして自分の作れる世界、見れる世界が
100倍広がります。
今回はこの「人の力を借りる」ときの
方法や考え方について、もう1歩深めて
お話ししていきたいと思います。
Contents
たった1人の力を借りられれば100点
人の力を借りると言っても、
先に紹介した記事内でも具体的に紹介した通り、
いきなり何人もの人、何十人もの人から
力を借りられなきゃいけない、
なんてことはありません。
たった1人の人の力を借りられればOKです。
そしてその1人も
「自分が力を借りやすい人」
「お願いしやすい人」
でOKです。
例えば、
・家族
・仲の良い友人
・恋人/パートナー
・職場の仲の良い同僚
などなど。
たった1人の力を借りることで
自分の人の力を借りる基本的スキルが磨かれれば、
徐々にいろんな人に力を借りられるように
なります。
とても小さなことから人の力を借りてみよう
たった1人から始められればOKということと
合わせて、小さなことから始められればOK
ということも大事なポイントです。
それはそれはとても小さなことからでいいのです。
例えば、
「何かの感想を聞く」
というのも実は「力を借りる」ことなのです。
実例:紹介した本の感想を聞くこと
例えば僕は20歳のころ、
特に人の力を借りることが得意ではなく、
何でもかんでも自分でやりたがる性質がありました。
できる限り、
自分でコントロールできることをしたい、
予測不能なことを最小限にしたいという思いが
根底にあったからですね。
そんなときでも実践できたものが
「紹介した本の感想を聞く」
ということです。
仲の良い友人に僕が本を紹介して、
その友人がその本を読んでくれたときに、
「感想を聞いてみる」のです。
当時の僕からするとそれは
「人の力を借りている」
こととは感じていませんでした。
ただ、今、毎月400〜500人以上の
フリーランサーの方の力を借りられるように
なっている視点から見ると、
それは立派に人の力を借りられていたなと
わかります。
実はそれは「立派なリサーチ」と呼べるからです。
自分でお仕事をすることにおいて、
・どんなことを求められているのか?
・どんなことで人の役に立てそうか?
という視点はとても大事です。
たとえ、自分が「これやりたい!」となっても、
「それ欲しい!」
「それ受けたい!」
「それ聞きたい!」
となってくれる人がいなければ、
なかなかお仕事にしにくいからですね。
そういった点で、
・人がどんなことを考えているのか?
・何を感じているのか?
・何を必要としているのか?
を知ろうとすることは大事なんですね。
そしてそれはビジネス用語では
「リサーチ(=調査)」
と言います。
友人に本を紹介した本の感想を聞くことは
・その人が何を感じて
・何を学びとして(=何に価値を感じて)
・どんなことを必要としているのか
を知ることは立派なリサーチと呼べるんですね。
リサーチの基本が実践できている
ということです。
そしてリサーチにおいては客観性が必要で、
「自分の」感覚や感性だけでなく、
「他の人の」ことを知ることも大事なので、
まさに「人の力を借りる」ことが活きる場面です。
ということで、
もしあなたが本の感想を
誰かに聞くことができたら
(もちろんそれはあなたが紹介した本に限らず)、
それは立派に
「人の力を借りられている」
ということです。
1つのやりやすい方法「お金を払ってお願いする」
人の力を借りるに当たって、
ある意味「最もやりやすい方法」を紹介します。
それは「お金を払ってお願いする」ことです。
人の力を借りることが苦手なタイプの場合、
・人との間で何が起こるかわからない
・頼み事をして申し訳ない
という2点でブレーキがかかっているケースが多いです。
特に人にとてもよく気を遣う(無意識に遣ってしまう)
繊細な人の場合には、
自分なんかが頼み事して良いのだろうか、
自分でできることなら自分でやらなきゃ、
とかとても考えます。
そんなときには、
「お金を払って力を借りる」
というのは1つやりやすい方法です。
ペペロンチーノです。
「お金を払って何かを頼む」
「お金を払って仕事を頼む」
というとなんだかとても大きなこと、
とても難しいことに聞こえるかもしれません。
でも実は、僕たちは無意識のうちに
すでにそれができています。
例えば、お昼にコンビニでペペロンチーノを
買ってきて食べるとします。
はい、それはもうパーフェクトです。
パーフェクトに人の力を借りられています。
そのペペロンチーノは、当然コンビニで
お金を払って受け取ってきたわけですね。
自分がペペロンチーノを食べたくて
それを求めて行ったのか、たまたま見かけて
それを食べようと思ったのかはわかりませんが、
ペペロンチーノを手にするまでには
少なくともこんな過程があり、人がいます。
・数百回の試食を重ねて、コスト計算までして
最高のペペロンチーノを開発してくれる人
・原材料を作ってくれる人
・原材料からペペロンチーノを作ってくれる人
・それを運んできてくれる人
・冷蔵の棚に陳列して状態良く管理してくれる人
・袋に入れてフォークも入れて、ときには
温めてまでくれて渡してくれる人
言ってみれば、これらのすべての人に
自分が「ペペロンチーノを食べる」に当たって
ご協力いただいちゃってるわけですね。
これらすべての人の力を借りられているわけです。
お金を払って受け取ったその瞬間に、
「それらすべての人の力を借りた」
ということがすべて集約されて
形になっているわけです。
この他にもいろいろなところできっと
すでに力を借りられているところがあると思います。
本屋さんも、ハンバーガー屋さんも、タピオカ屋さんも。
「1・3・5の法則」
そんな風に
「すでに人の力を借りられている」
ところに気づきつつ、
そんな実感の貯金を貯めていると、
少しずつできるかもという自信が育ってきます。
そうしたら先にも話した通り、
まずは「1人」から始められればOKです。
そして、これは「1・3・5の法則」と
呼んでいるのですが、
「1」ができるようになると、
次は「3ができる世界」が目の前にやってきます。
次に「3」ができるようになると、
「5ができる世界」が目前にやってきます。
そんな風に、ちゃんと「1」ができると
次なる「3」、「5」と自然と捉えられて
ステップアップしていけるので、
「1」ができればOKです。
人の力を借りてみようかなと思っても、
全然安心して「1」さえできれば大丈夫です。
それができるようになれば、
自分ができないことでも人の力を借りて
実現できてしまう世界がやってきます。
そしてこちらが力を貸してもらえるように
「お願い」して「力を借りている」はずが、
なぜか力を貸してくれている人が
「ありがとう」と言ってくれるように
なったりします。
時間や心の余裕が生まれるだけでなく、
心の豊かさまで増えてびっくりすることも
きっとあると思います。
小さな身近なところから試したはずなのに世界は変わる
まずは、
「1・3・5の法則」でたった「1」ができればいいんだ、
と念頭に置いてみてください。
その上で、
自分がすでに力を借りられているところを
見つけてみましょう。
これもたった1つでも見つけて深掘りできればOKです。
ボロネーゼでも良いです。
そして試すときには「たった1人の力」をまずは
借りられればOKです。
無償で借りることに抵抗があるのであれば、
何か軽いお礼をしたり、お金を払ってやってもらう
代行サービスなんてのも有効だと思います。
そんな身近なところ、
小さなところから始めても、
『小さなところから始めたはずなのに……』
なんていう風に半年後には見える世界が変わります。
ということで、時間と心のゆとりが今以上に増える
きっかけの1つとなったら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2.その過程でどんな人の力を借りることに成功していますか?
3.どんなことで力を借りられたら嬉しいですか?(無理そうでもOK)