「才能は開花させるもの」〜『ハイキュー!!』及川徹〜

ご覧いただきありがとうございます。

僕自身、「自分で何か直接お金を生み出せる人になりたい」だとか、「直接、何か喜ばれるような仕事がしたい」とか、「自分で仕事を作ってみたい」とか、そういったことを受験失敗直後の20歳のときに思って、「才能ってどうしたら見つけられるんだろう」というように色々話を聞いたり、考えたりしたことがありました。

「才能」と呼んでいいのかは未だにわかりませんが、「自分の持っている力」を少しずつ明確にして、そして育てて、いつのまにか、20歳のころに思い描いていたそれらがすべて叶っていました。

その後、「自分の中から才能と呼べるものを見出す」ということに関する相談なども全国各地の様々な方から多数いただき、僕なりに答えさせていただいたりして、1対1で数百時間以上、メールのやりとりの総数もいつしか9900通を超えるまでになっていました。

それくらい日常で「才能」という言葉と触れる機会が多かったので、ふと、「才能」に関することを客観的に今一度、改めて僕自身もグーグルで見てみたんですね。

そのときに出会ったのが、今回のタイトルにもなっている「才能は開花させるもの」というフレーズでした。

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『ハイキュー!!』というマンガに登場するセリフ

このフレーズは、『ハイキュー!!』というバレーボールのマンガに登場する及川徹という選手の言葉で、『ハイキュー!!』という作品は、アニメ化もされているほどに人気があり、映画化もされている作品です。

僕自身もこの作品の話は耳にしたことがあったものの、見たことはありませんでした。ただ、こうしたきっかけで再び目にすることがあったので、不思議な縁だなと感じました。

マンガで言うと、僕は個人的には『バガボンド』が好きなのですが、今回の『ハイキュー!!』そして、今一例で挙げた『バガボンド』含め、いわゆる「文字だけ」の本ではなく、こうした「マンガ」という形でも沢山の素敵な言葉に出会える日本文化に対して、本当にありがたいなあと感じます。

 

『才能は開花させるもの』というフレーズ

僕が個人的に、このフレーズに対して感じたことといいますか、いいなあ、と思ったのは、このフレーズの根底には『才能はすでにある』というようなニュアンスを感じられる部分です。

「才能」というと、通常、「ある or ない」みたいなところが中心となることが多いですよね。

「あの人は才能ある」「自分には才能がない」というように、「ある・なし」で悩むことも多いと思います。でも、この言葉には「ある」という「前提」で、「開花させていく」という覚悟、意志が感じられる素敵なフレーズだなと思いました。

この言葉が人に向けられても、深い温かみの感じられる言葉ですし、自分に対して向けたとしても、それもまた「自分を信じる自分に対しての深い愛」と「覚悟」を感じられる言葉だと思います。

『才能は開花させるもの』というこのフレーズはこれから何か機会があったら誰かにも紹介したいなと感じました。

 

『才能は気付くもの』

これは、僕自身が20歳のときから、これまでずっと自分の中で大事にしてきたことであり、沢山の方の相談に乗らせていただいたときにも、お話しさせていただいた言葉の1つです。

僕自身も、20歳のときは本当に何もなかったので、才能なんて言葉も、光が強く感じられたというか、「自分にはあるのだろうか」「いや、ないんじゃないかな」「じゃあどうすればいいんだろうな」というように感じ、考えていました。

そして、僕がお話を聞かせていただく方々の中でも、このように思ったり感じたりしている方は非常に多くいらっしゃいました。

でも、「あるかないか」を中心に考えていると、やっぱりなかなか前に進んでいくのは難しかったりもするんですよね。

でもじゃあどうすればいいんだ、というときに、自分の中で大切にしてきたのが、「才能は気付くもの」という考え方でした。

「あるかないか」で考えていると、「あると思える理由」「ないと思える理由」という2つの理由が自分のもとにやってきたり、自分の中で生まれたりするんですよね。

一方で、「気付くもの」というベースでいると、「あるという前提」のもとなので、例えそれが小さな小さな「才能の欠けら」としか思えないようなものであっても、それらを自分の元に引き寄せて、大切に少しずつ育てていくことができるんですよね。

今回のハイキュー!!のセリフと合わせて、よかったらこのフレーズもお役立ていただけたら嬉しいです。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

今回の話にも少し関連する「やりたいこと、好きなことの見つけ方」という話も、「無人島」に行った時のエピソードに絡めて書いているので、よかったら合わせて読んでみてください。

>>『無人島猿島への旅で見つける自分のやりたいこと』

 

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